令和6年度 2学期

12月24日(火)明日から冬休み

通知表を受け取り、最後の学活を終えた生徒たちが階段を下りてきました。「あはははー」「うふふふ」という笑い声が普段より明らかに多く、聞こえてくる会話の声も、普段より明らかに弾んでいます。束の間とはいえ、誰にとっても休みは嬉しいものです。
79日間の2学期が今日で終わります。2つの大きな行事を行い、部活動の大会もあり、日々の授業も続き、盛りだくさんの約4か月間でした。
次に全員が集うのは、年が明けた1月8日です。皆さん、よいお年をお迎えください。

12月23日(月)犯罪に巻き込まれないために

「闇バイト」をはじめとする、若者が巻き込まれる事件が後を絶ちません。これだけ話題になっているのに、一体何故なのでしょう?警察の方や、保護者・地域の方をお迎えし、四中生の代表を交えてこうした問題を考えるための、パネルディスカッションを行いました。
「〇日以内に振り込まないと、裁判を起こします」などと、相手の心理に付け込むようなワンクリック詐欺の手口を例示されたある生徒(パネラー)は、きっぱりと答えていました。「裁判になったとしても、勝つ自信があるのでそのままにしておきます」
こうした取組を通じて、そのような毅然とした態度や、的確な判断力を全員が身に付けて欲しいと願っています。

12月20日(金)POPが添えられ

書店に行くと、平積みの本に添えられた手書きのPOPを見ることがあります。店員さんの「おすすめポイント」が、キャッチ―にまとめられているカードです。
それと同じように、「スキーが苦手な人でも簡単に読むことができます」「中部地方での環境・農業などを知っているとより林間が楽しめると思います!」など大判の手書きPOPが、スキーにまつわる本に添えられていました。
1年生の階で、「スキー」の文字を目にする機会が増えてきました。きっとそれと共に、気持ちもだんだん盛り上がっていくことでしょう。

12月19日(木)鍵を握る人物

学校に限らず、データを整理するために、チャートと呼ばれる図がよく使われます。「フローチャート」や「レーダーチャート」などがお馴染みです。
社会の授業で使われていたのは、「クラゲチャート」と呼ばれる、文字どおりクラゲのような形をした図です。
古代日本の鍵を握っていた人物の中から1人を選び、クラゲチャートを使って深掘りしていこうという内容でした。どんな人物を選んでいるのかサッと見てみたところ、「藤原道長」「中臣鎌足」「聖徳太子(厩戸皇子)」といった名前が並んでいます。確かに皆、歴史上のキーパーソンといえる有名どころです。

12月18日(水)それは秘密!

6・7・8組の生徒たちは、いつもより少し早い時間の登校です。電車やバスを乗り継いで、東久留米市にある飲料メーカーの工場見学に出掛けるためです。
『コーラがどんな原料で作られているのか、聞いてきて欲しいなあ』私がリクエストしたところ、帰校して早速教えてくれました。
「聞いてきましたよ」「水とブドウ糖とカラメルと、あと炭酸が入っているそうです」「スパイスについては…秘密って言ってました」(←いちばん知りたかったところですが、それはそうですね)
もう少し疲れた顔で帰ってくるのでは、との予想は見事に外れました。コーラも飲めて、とても楽しい校外学習になったようです。

12月17日(火)優美な音色に誘われ

琴の音色を耳にすると正月を連想するのは、その時期に毎年あちこちで宮城道雄作曲の「春の海」を耳にするためでしょう。
音楽室から琴を弾く音が聴こえてきたので、何となく年明けのような気分になりながら4階に上がってみました。「さくらさくら」を練習しています。多少ぎこちないながらも、出だしの旋律だけでたちまち優美な雰囲気に包まれます。
親指にはめた琴爪を使って、弦を「弾(はじ)く」というより、「押す」のが正しい琴の弾き方なのだそうです。

12月16日(月)過程の一つとして

現行の「生活のきまり」を、部分的に改正しようという取組が継続して進められてきました。その過程の一つとして、本日、生徒会本部が中心となって作成した改正案について、生徒どうしで議論する場としての臨時生徒総会が開かれました。
こうした活動が数年後には、一市民としての社会参画へとつながっていきます。相反する意見に折り合いをつけようと模索したり、望んだとおりにならなかったときに自分の中で解釈したり納得したりする経験は、間違いなく将来の役に立つはずです。

12月14日(土)第52回マーチングバンド全国大会

大勢の保護者の皆さんと一緒にバスを見送ってから、私も急いでさいたまスーパーアリーナを目指しました。
沖縄や富山、愛知など、全国各地から集まった精鋭同士が、持てる技術やチームワークを存分に発揮し合う「全国大会」という場は、生涯にわたって記憶に残る、得がたい経験となったに違いありません。
部員の皆さんは、「やり切った!」という達成感を全員が味わえたでしょうか。私も県大会、関東大会と四中の晴れ舞台を観続けてきましたが、今日の演奏演技はこれまで観た中で最も伸びやかで、最もよかったと感じました。最高の舞台で、素晴らしい作品を堪能させてもらいました。

12月13日(金)意識と習慣

「おや?」と一瞬訝(いぶか)しむような状況に、時々遭遇します。「誰かがわざとまき散らしたのか!?」と見まごうような、ロッカー周りの散らかりようです。慌てて荷物を取って別の教室へ向かったのでしょうか???
10年ほど前の改修工事によって、それ以前よりロッカーは二回りほど大きくなりました。それでも決して十分な大きさとはいえません。
とはいえ、綺麗に整頓されているロッカーも少なくありません。意識と習慣に拠るところも大きいと思うので、整理整頓について、私たちはもちろんのこと、環境委員の生徒も声をかけながら、よい習慣の定着を図っています。

12月12日(木)首から箱を下げ

赤い羽根共同募金の活動が始まっています。四中では、中央委員会が活動を担っており、登校時間に各階で呼びかけを行っています。
「募金お願いしまーす」「あ、ありがとうございまーす」「募金お願いしまーす」「素通りかーい(笑)」などニコニコと明るい調子で、階段を上がってくる仲間に声を掛けていました。
私が『ところで、この募金は何に使われるのかな?』と聞いてみると、並んだ4人が同時に後ろを振り返りました。「えーと、福祉などです」振り返った先には掲示板があり、そこに赤い羽根のポスターが貼られていました。
「何のために」・・・呼びかける側も、寄付する側も、そこを理解しておくことが大事です。

12月11日(水)ブルブルの科学

1本または2本の弦が張られた細長い木箱は、「モノコード」と呼ばれる実験器具で、音の性質を調べるために使われます。
糸やゴムなどを、ピンと強く張ってはじくと高い音が出て、緩めると低くなるという性質は、おそらく多くの生徒が経験的に知っていると思われます。これを振動数や幅といった視点で考えるためには、実際に指で弾いて比較してみるのがいちばんです。
机上には、ウクレレやギターなども置かれていました。私が理科室をのぞく少し前に、ギター部の生徒が軽く練習成果を披露する場面もあったそうです。残念ながらタイミングを逃してしまいました!

  

12月10日(火)気分はゲレンデ(?)

今年もまた、大量のスキーウェアとブーツを車に積み込んだ業者さんに、新潟からわざわざ来ていただきました。レンタルのサイズを決めるためには、実際に着てみる必要がありますが、約150人が採寸するのに1着や2着しかなければ、それだけで日が暮れてしまいます。
未経験の人にとっては、力を込めてブーツに足を突っ込み、「ギギギギッ」とバンドを締めたときの窮屈さを知って、早くも怖気づいてしまうかも知れません。でも大丈夫です。先輩たちもそこからスタートし、3日目にはそれなりに滑れるようになって帰ってきました。

12月9日(月)マイ「る〇ぶ」

某有名ガイドブックの「〇るぶ」を参考に、オリジナルのガイドブックを作るそうです。2年生が、上野・浅草方面への校外学習に向けた取組を進めています。おすすめスポットの紹介は各班共通で、あとは工夫とアイディアを駆使した独自ページとなるようです。
何の情報を盛り込むかアイディアを出し合い、担当ページの分担ができたところから、情報収集や執筆の作業を進めていました。
せっかくの街歩きなので、天気に恵まれ、楽しい思いを沢山味わえることを願っています。

12月6日(金)ぐるりと見回せば

「さあ、一日が始まるぞ」と感じさせてくれる、さわやかな朝です。
ついこの間まで猛暑の日々が続いていたことが信じられないくらい、冷え切った空気に包まれています。
校舎4階の窓からは、真っ黄色に色づいた新座小のイチョウの木や、真っ白に雪化粧した富士山もよく見えます。四中の周辺には、季節の移り変わりを楽しめる自然や風景が豊富にあると感じます。
さて、そろそろ四中生たちが登校してくる時間です。

12月5日(木)師走の「初」

本来なら、年明けに初めて筆で書くのが「書き初め」ですが、諸々の事情により、この時期に取り組む学校がほとんどだと思います。
集中することが大事なので、私語を慎むよう指示が出ているようです。何か用がある場合でも、ひそひそと囁くような声しか聞こえてきません。
筆をじっくり、ゆっくりと動かし、文字を構成する縦線や横線を慎重に書き進める人が多い中、ためらいなくスイスイ筆を走らせている人もいます。自信や技量の違いなのか、性格の違いなのか、私には判別がつきませんでした。

12月4日(水)薬指って…

『小指で第2弦の3(フレット)』を押さえて』「2の3?」「指に力が入らない…」
『次、そのまま薬指で第1弦の2を押さえて』「薬指って何!?」「どーゆーこと???」
3年生の音楽で、ギターの練習をしていました。GやDといった基本のコードを押さえるのも一苦労のようで、「どこどこ?」「これで合ってる!?」といった声がそこかしこから聞こえてきます。真剣に取り組んではいるのですが、どことなく和やかで楽しそうな様子です。

12月3日(火)着る物、持ち物

1年生の4クラスで、同時に同じ資料の読み合わせが行われていました。スキー林間学校当日の、服装や持ち物などについてまとめられた資料です。「ではここまでで、質問のある人はいますか?」
あるクラスでは、その後しばしの沈黙が続いたため、機転を利かせた実行委員が「では、2分間取るので周りの人と確認しあってください」と時間を設けました。すると・・・私のそばに座っていたある生徒がクルリと振り向き、「ゴーグルって何ですか?」「泳ぐときに使うやつですか?」こう私に質問してきました。
「せっかくだから、あとで全体の場で聞いてみるといいよ」と答えてみたのですが、そこはためらいがあるようで、「いやー」と静かに前へ向き直ってしまいました。

12月2日(月)私たちの学び

「もっと効果的で、もっとよい授業に」するための取り組みは、年間を通じて続けています。お互いに授業を見合って、意見やアイディアを出し合う日常の取組だけでなく、時には外からの目で客観的に見ていただくことも必要です。
本日は、各教科指導の専門家7名をお迎えして、実際の授業を見ていただきました。それを基に、教科担当間で協議したり、ご指導いただいたりすることで、授業の質的な向上を目指す研修会です。「これで完成」といったゴールはない取組ですが、現状に甘んじることなく推し進めていくことが大事だと考えています。

11月29日(金)活躍の証、多数

文化面、スポーツ面など、様々な分野で四中生が活躍しています。その人数が多く、通常の全校集会では渡しきれないほどの数となったため、臨時の全校集会を開きました。賞状の伝達に特化した集会を開くのは、珍しいことです。
絵画、柔道、水泳、陸上競技、マーチングバンドで活躍した四中生たちに、賞状やトロフィーを順に渡していきました。実は時間の関係で、今日の臨時集会でも渡せなかった分があります。後日改めて機会を設けることになりますが、これだけ各方面で活躍していることは、純粋に嬉しいことです。

11月28日(木)(株)大和 様より

素敵な贈り物をいただきました。(株)大和様より本校に寄贈いただいたのは、5台もの電子ピアノです。
企業が社債を発行する際、その額の一部をSDGsに資する学校の教育活動などに寄付できる、「SDGs私募債」というしくみが武蔵野銀行さんにあるそうです。(株)大和様と、武蔵野銀行様をお迎えしての贈呈式で、目録を頂戴する際に流れたBGMは、寄贈いただいた電子ピアノによるものでした(BGMをお伝えできないのが残念です!)。
電子ピアノは主に合唱祭で活用する予定で、長く大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

11月27日(水)万が一、その時は

今学期の避難訓練は、「不審者が侵入した!」という想定で実施しました。廊下から不審者と教員が揉み合っている大声が聞こえてきたとき、教室ではどうすればよいのか、という訓練です。ドアを施錠したり、机や椅子でバリケードを築いたり、といった対応法を実践してみた後(「犯人」が無事に確保された前提です)は、体育館に集まって基本的な対応について全員で確認をしました。
火事や地震以外にも、「万が一」については様々な事態が想定されます。この先も、新たなアイディアをどんどん取り入れながら、実際の場面で役に立つ訓練を重ねていきたいと考えています。

11月26日(火)思考と仕草

当然のことながら、どの教室からも話し声などまったく聞こえてきません。廊下を歩く際の足音にも気を配るほどです。教室では、期末テストが行われています。
頬杖をつく、首を傾けるなど、集中して何かを考えているとき、人は様々な仕草を見せるものです。中には鷲掴みのように、自分の髪を何度も自分で掴んでは離し、を繰り返しながら思考を巡らせている生徒もいます。静かな学校は、明日も続きます。

11月25日(月)あれから2か月

畑から引き抜いたばかりのカブを見せてもらいました。かなり大きく、しっかりした出来栄えです。6・7・8組の生徒たちが、朝いちばんで収穫作業に励んでいました。
種をまいてから2か月と少しでこんなに立派な作物になるのですから、自然の力は偉大です。しっかり間引きをしたことも、生育に大きく影響しているようです。
これら四中産の野菜は、食材として明日の給食に使われるそうなので、今から楽しみです。

11月22日(金)青空数学教室

遠目には体育の授業で集合しているように見えたのですが、近づいてみると、なぜか数学の授業でした。「青空数学教室」の2年生たちが何をしているのか、少しのぞいてみたところ、ラインカーで地面にラインを引いています。「何をしているのかな?」「外で、コンパスや分度器を使わなくても90度(直角)のラインが引けるかを試しているところです」
運動場にサッカーなどのコートを作るとき、実際に使われている方法のようです。三平方の定理を机上だけで完結させるのではなく、外に出て、実生活の場面を想定して実際に使ってみるという、なかなかよい学びでした。

11月21日(木)次代へのバトンタッチ

「光陰矢の如し」という諺(ことわざ)があります。月日の経つのが、まるで放たれた矢のようにとても速く感じられることを表しています。1年間、様々な活動で駆け抜けてきた第48代生徒会本部役員から、第49代への引き継ぎが行われました。
現本部役員への引き継ぎが、つい先日の出来事のように感じられますが、あれから約1年が経った訳です。現会長(今日は副会長が代行)から、新会長へと大きな鍵を受け渡す恒例のセレモニーも、ついこの間見たような気がするのは私だけでしょうか!?
新役員さんたちにも、ぜひ「自治」とはどうあるべきかの自問自答を繰り返しながら、活躍して欲しいと願っています。

11月20日(水)近未来の模擬体験

近隣の高校5校の先生方が、お忙しい合間を縫って来校してくださいました。
2年生を対象に、高校の授業を実際に行っていただいたり、高校の様子などについて説明いただいたりしました。いわゆる「出前授業」です。
各教室の黒板には、「情報の暗号化」や「仮定法とは」「自称詞と対象詞」など、いかにも高校の授業らしい用語が示されています。
2年生の大半は、進路についてまだ漠然としたイメージしか持っていないと思いますが、模擬的にでも体験することにより、「上級学校」に対するイメージがグッと湧いてきたことと思います。来校いただいた高校の先生方、ありがとうございました。

11月19日(火)封筒を手に

教育活動にかかる様々な費用が、軒並み上昇しています。今朝は、音楽の授業で使うリコーダーの販売がありました。業者さんに聞いてみたところ、「努力はしているものの、やはり価格は上げざるを得なかった」とのことです。登校してきた生徒が次々とお金の入った封筒を出し、引き換えに新品のリコーダーを受け取って校舎に入っていきました。せっかく買ったリコーダーを大切に、そして最大限有効に活用して欲しいものです。

11月18日(月)衣替え、銘々

風の冷たい朝です。登校してくる四中生たちも、少しずつ上着の着用率が高まってきました。それでもまだワイシャツ姿の方が多い印象です。荷物を増やしたくないためか、寒さに強いためか、毎年世間の流れよりも少し遅れて、冬の装いへと移り変わっていきます。
若干名は、まだ毎日半袖のワイシャツ姿です!

11月17日(日)ふれあい防災キャンプ 2日目

【7:00~】
体育館だけでなく、福祉避難スペースの武道場で泊まった方も、寒さに震えることなく睡眠がとれたそうです。体育館や武道場にエアコンが設置された効果は大きいようです。7時に明かりがつき、その10分後には皆で輪になってラジオ体操という健康的な朝の流れです。

【8:00~】
5年間保存できる備蓄用パンの試食を兼ねた朝食の後は、撤収作業です。このためだけに駆けつけてくれた学生さんたちの力も借りて、作業は一気に進みました。
来ないに越したことはありませんが、来たるべき災害時に備えた訓練は、順調に2日間のプログラムをこなしながら、無事に幕を閉じました。北二福進協の皆様、大変お疲れ様でした。

 

11月16日(土)ふれあい防災キャンプ 1日目

「もしも災害が起きたら…」を想定して、地域の皆さんが避難所を運営したり、災害を疑似的に体験したりしてみる、北二福進協主催のキャンプです。本校を会場として実施するのは、初めての試みです。

【9:00~】
朝早くから地域の皆さんが大勢集まり、まずは会場の設置作業に取り掛かり始めたところです。

【11:00~】
災害用トイレで使う水は、雨水タンクから確保します。文字どおりのバケツリレーで、大きなポリバケツに水を移していきます。そして(なるほど!)と膝を打ったのが、洗濯用ピンチハンガーの活用です。数の限られた紙コップなども、名前を書いてこうして吊るしておけば再利用が可能です。長年の経験から編み出された知恵なのでしょうか。腹ごしらえして、午後からの受付開始に備えます。

【13:00~】
瓦礫に挟まれた人を助ける訓練や、震度7の揺れがどの程度かを体感できる起震車の体験、実際に段ボールベッドやマンホールトイレに触れてみる体験など、多彩なメニューの防災プログラムが進んでいます。消防車もこれだけの台数が並ぶと、壮観です。

【17:00~】
「防災プログラム」としての閉会式を終え、ここから先は宿泊体験につながる流れとなります。早めの夕食を終え、紙芝居を観たり、歓談したりする、すこしゆったりとした時間です。
「この長い夜をどうやって過ごす?」参加している四中生に聞いてみました。「あ、勉強道具を持ってきました」…一瞬冗談かと思いましたが、どうやら事実のようです。

11月15日(金)〇〇移動

「これをこうやってこっちに動かせば・・・」と身振り手振りを交えて説明すれば、おおよそ相手には伝わります。しかし、それを言葉だけで説明するためには、基礎的な知識と、論理的な表現力が求められます。
1年生が、図形の移動について学習しているところです。今日取り組んでいるのは「平行移動」でした(他には、「回転移動」や「対称移動」があります)。
「平行移動したとき、点Aと点A′が『対応する点』になっています」のように説明すれば、誰に対しても正確に伝わります。こうした学習の積み重ねが、論理的な考え方や表現力を鍛えることにつながっていきます。

11月13日(水)探検隊の訪問

背伸びをして、ドアの窓から授業の様子をのぞいてはメモを取り、音楽室や理科室に入って、椅子に腰かけてみてはまたメモを取っています。新開小の2年生が、「まちたんけん」で四中を訪れました。小学校との違いや気づいたことを、熱心に取材しています。
魚屋さんや肉屋さんなど、町の中にあるお店や施設をグループごとに訪ね、学校に戻ってお互いに取材結果を報告し合うのだそうです。
さて、四中の様子はどのように伝えられるのでしょうか。

11月12日(火)面談での話題は

二者や三者による面談の期間が続いています。1年生や2年生は、学習のことや学校生活のことなど、その話題は多岐に及んでいるようです。3年生は、進路決定に向けた具体的な確認や相談が、内容の大半です。
3学年の廊下に設置された掲示板は進路情報で埋め尽くされ、進路コーナーも1学期までと比べると、密に情報が詰まっている印象です。いたずらに焦ったり、不安になったりする必要はありません。自分にとって必要な情報を把握し、スケジュールを立てて学習や手続きの準備を進めていけば、大丈夫です。

11月11日(月)自分が映える色を知って

機能性はもちろんのこと、デザインや色使いなども、衣服にとって重要な要素となります。家庭科の授業で、1年生がカラーコーディネートについて学習していました。
服の代わりに、数種類の色画用紙を体に当ててみて、「どっちの方が似合う?」とお互いに意見や感想を述べあっています。自分に似合う色、「パーソナルカラー」を知った上で、それを生かした衣服のコーディネートを考える、といった学習内容のようです。
生活を快適に、そして豊かにするための知識や技能も、授業を通じて身に付けていきます。

11月9日(土)見ごたえ、聴きごたえ十分の

9月に行われた県大会からおよそ1か月半の間に、作品はさらに磨き上げられていました。マーチングバンドの関東大会が、本日さいたまスーパーアリーナで開催されました。
各都県の大会で好成績を収めた強豪が集まる中で、第四中はしっかりと存在感を示していました。いつものとおり、会場内では撮影できず、様子を紹介できないのが残念ですが、披露した演奏演技は前回よりもさらにクールで、躍動感のある見ごたえ聴きごたえ十分の作品でした。

夜になって、マーチングバンド協会のHP上で結果が発表されました。
第四中学校は・・・見事金賞で、12月に行われる全国大会への出場が決定です!!おめでとうございます!

11月8日(金)頭を使って

踏み切り板で力強く跳ね、跳び箱上部に頭のてっぺんをつけながら前回りする技を、「頭跳ね跳び」というそうです。
3年生がこの跳び方を練習していました。自分の技能段階に応じた練習ができるよう、レーンによって設定が少しずつ変えられています。跳んでいる様子を撮った動画を分析したり、お互いに助言しあったりしながら、少しずつ技能が高まっていることが見ていても分かります。何でもそうですが、上達を実感できると楽しいものです。

11月7日(木)3回シリーズの最終回

3年生は3回目、中学校では最終の受講となる、「性の講演会」です。今年度も、助産師の櫻井裕子さんに講師をお願いしました。
学年別に実施しており、段階を追って知識や考え方が身に付くような内容になっています。ユーモアを交えながら核心に迫っていく櫻井さんの講演は、開始直後から自然に引き込まれていく絶妙な流れになっています。年に1回ではありますが、生徒たちがこれから幸せに生きていく上で必要な、知識や考え方を身に付けるための大切な時間です。

11月6日(水)かわいい秋の風物詩

砂場に向かって勢いよく走り、踏切手前では「トーン、トトン」といったリズムを刻むと、うまく跳べるようです。走り幅跳びが何本も続く中、かわいいお客さんたちがやってきました。毎年恒例の、しらかば幼稚園に通うちびっ子たちによるドングリ拾いです。『何個拾うのかな?』「5こ拾う」「11こ拾う!」「100こ拾う~」
中学生たちも、手をつないでマテバシイの木に向かう園児たちの方に目を向け、ニコニコと手を振っていました(「向こうに入りたい」とつぶやく中学生もいました)。ほほ笑ましい交流のひとときです。

11月5日(火)3日間の公開

「彩の国教育週間」(11/1~7)に伴い、今日からの3日間を学校公開期間としています。体育祭などの学校行事だけでなく、教室での日常の様子もぜひご覧いただきたいと思います。
生徒用の昇降口を入ったところに受付場所を設けており、PTAの皆さんに交代で受付を担っていただいています。1年生や3年生は1クラスあたりの人数が多く、教室後方のスペースは「ゆったり」とは言えませんが、早速朝から教室内で参観いただいている保護者の方の姿をお見掛けしました。私が見る限り、今日も「よそ行き」ではなく、普段どおりの雰囲気で授業が進んでいます。

11月1日(金)第41回体育祭

今年度の体育祭もまた、開会から閉会までの間に沢山の一生懸命な姿と笑顔が見られました。
速さや力強さ、技術の高さを競い合う様々な種目に対して、出場したすべての選手が真剣に臨んでいたことが、何よりもよかったです。勝ったことに対してだけでなく、力を出し切った後に湧いてくる笑顔も、ごく自然で清々しいものでした。

平日の開催にも関わらず、600名を超える保護者や地域の皆様に参観いただきました。
大勢の方に見られることは、緊張につながることもあるでしょうが、それ以上に励みになるはずです。

好天の下、大きな行事を無事に終えることができました。ありがとうございました。

10月31日(木)メディアで紹介「草バスターズ2」

先週の金曜日に実施した、PTA+草バスターズ2+生徒による除草作業について、本日31日付け埼玉新聞に紹介されました。
今回の作業は四中生たちの参加も多く、記事のとおり和気あいあいとした雰囲気の中、肝心の除草作業も随分とはかどりました。
四中の教育活動が、保護者や地域の皆さんに支えていただいていることを肌で感じることができ、元気が湧いてくるような1時間の作業でした。協力いただいた皆さんに、改めて感謝申し上げます。

(写真の掲載については、埼玉新聞社さんの許可をいただいています)

10月30日(水)授業は授業で

大きな行事の直前とはいえ、授業は授業でしっかり進めていかなければなりません。
写真はいずれも1年生の授業中、給食を食べた後の5時間目の様子です。いずれもよく取り組んでいました。
あるクラスの1コマです。(グラフを見ながら)『増加の逆ってことだから、どういうことかな?』「増加の逆…ん-、激減!?」
数学的に妥当な表現なのかは不明ですが、グラフの傾き具合からその語句が出てきたのだとしたら、なかなか言い得て妙です。

10月29日(火)円滑に進めるために

用具を運んで定位置にセットしたり、放送を流すタイミングを図ったり、といった動きは、ぶっつけ本番ではなかなかスムーズにいかないものです。プログラムに沿って、円滑に進行するためにも、予行は欠かせません。
選手としても、進行を支える裏方としても、生徒たちは至るところで動き回っており、活気のあるグラウンドです。
閉会式の流れまでを確認したところで、ポツポツと雨が降り始めました。今日もまた、天気を味方につけているようです。

10月28日(月)曇天の午後に

天気予報によると、今週は雨がちのとのことです。外で実施できるか危ぶまれた本日午後の練習でしたが、朝のうちに雨は上がり、計画どおりに進めることができました。
たとえ練習でも、綱引きで勝てば歓声が起こり、玉入れでも、相手より多く入っていたチームからは大きな拍手が鳴り渡ります。当日もこの雰囲気にどっぷり浸かり、競技の一つ一つを楽しんで欲しいものです。

10月25日(金)リアルに考える

明後日27日が、衆議院議員選挙の投開票日です。それに先んじて、2年生の社会で模擬選挙が行われていました。
実在の政党が訴える政策のポイントを各自がメモし、自分なりに考え、判断する、といった活動です。自分たちの暮らしをよくしていくのはどの政党、どの候補者なのか、現実感を持って真剣に考えています。
あと数年で選挙権を得る中学生たちにとって、将来の主権者としての大切な学びの場になっているはずです。

※資料取り扱い上の留意点や、政治的中立性の確保等について、文科省及び埼玉県教委からの通知や参考資料に基づいて実施しています。
※画像は一部加工しています。

10月24日(木)大切にしたい、和食の文化

先々週はイワシをおいしく食べるための調理実習、今日は「地域食材を生かした和食の調理計画」を考える授業です。
『一汁三菜のよさってなんだろう?』「栄養素が違う、様々な食材を食べられるところです」『なるほど…では例えば、鮭に含まれているのは?』「タンパク質です」『そうですね、野菜は?』「色々なビタミンです」
このように基礎的な知識を踏まえた上で、新座に根差した食材を生かした献立を、各自が考える作業へと進んでいきました。
こうした授業の積み重ねによって、食への意識や関心が高まっていくに違いない、と感じます。

10月23日(水)会場は整い

大きくは変わらないはずなのに、パッと見て、いつもと違う印象を受けます。1年生から3年生までの各教室は、今日これから行われる中間テストに向けた準備が整っていました。
ある教室のいくつかの机上には、書類やノートの類いが崩れんばかりに積み上げられていました。プリントがくしゃくしゃになっているところを見ると、机の中に押し込まれて、圧縮されたものがごっそり出てきたところのようです。得意不得意はありますが、ものの管理や整理整頓についても、声を掛けながら改善を促しているところです。

10月22日(火)作者自らが披露し

ちょっとしたコント風の動画あり、昭和時代のテレビゲームを再現したような一場面あり、環境映像風の動画ありで、内容はバラエティ豊かです。「スクラッチ」という小中学生向けのプログラミング言語を駆使して作った作品を、作者自らが披露しているところでした。
「難しかったのは、ボタンを押すタイミングと、信号が光るタイミングを連動させたところです」「座標でちょうどいい場所に合わせるのに苦労しました」など、作品制作のポイントも解説されていました。数秒程度の短い作品ですが、努力と工夫の跡が感じられ、楽しませてもらいました。

10月21日(月)少しずつ、気持ちも高まり

キビキビと動くことで全体の雰囲気が締まったものとなり、選手にとっても気持ちが高まってくるというものです。体育祭に向けた本日の全体練習の内容は、開会式や閉会式に動きの確認や練習です。
かつてと比べ、内容や費やす時間が随分と簡素化されたとはいえ、当日もピリッとした空気の中で進めたいものです。全体指揮役の生徒が大きな声でかける号令が、そうした雰囲気を醸し出していました。

10月18日(金)生活で使う言葉

「虻蜂とらず」「馬の耳に念仏」といった諺(ことわざ)を日常会話に散りばめられるようになると、言語生活が豊かになります。その諺かるたから授業がスタートです。また、時事的な話題の記事を読み込んだり、その意味理解を深めたりする活動をテンポよく進めながら、今日のゴールへと向かっていきます。
そのゴールとは、「文章を正しく読み取ることで、薬を正しく服用できるようになること」でした。日常生活と直結した、8組の国語の授業です。

10月17日(木)朝霞地区駅伝大会

朝早くに出発した四中チームは、選手も応援メンバーも会場で自分の役割をしっかり果たしていました。
競技場の関係で、今年度はたすきをつなぐ一般的な駅伝ではなく、「区間」ごとのトラックレースを繰り返し、合計タイムで競うという変則的な形式での実施です。
トラックをグルグルと、3000m、または2000m分走るこの形式は、私も初めて見ました。1周まわるごとにチームの前を通過することになるので、その度に仲間からの力強い応援の声がかけられていました。限られた練習時間の中で、よく頑張りました!

10月16日(水)直接見ることで

行き先によって少しずつ時間をずらして、2年生が次々と出発していきました。
1学期から準備を進めてきた、上級学校訪問です。依頼を受け入れていただいた朝霞地区内公立・私立の各高等学校に、グループで訪問させていただきます。学校の様子を肌で感じられるだけでなく、この先の進路決定に向けた意識も高まっていくはずです。
にこやかに出発した2年生たちでしたが、緊張しながら訪問することになるのでしょう。これもまた、大事な経験です。

10月15日(火)コツコツと、集めたパックが…

4時間目が終わると、手を洗う生徒や給食用のワゴンを運ぶ生徒などが、一斉に動きはじめます。その中を縫うようにして、担当の生徒がネットに入った牛乳パックを運んできます。前回の給食後(今日でいえば、先週の金曜日)に集めた紙パックを洗い、洗浄して乾かしたものです。これを業者さんが回収し、トイレットペーパーへとリサイクルされます。
スーパーなどでも回収ボックスを見かけることがありますが、牛乳パックに使われるパルプはとても良質なもので、リサイクルの原料として優れているだけでなく、森林の保全にもつながっているそうです。

10月11日(金)魚から離れないためにも

日本人の「魚離れ」が進んでいるそうです。その要因は「骨が多い」「調理が面倒」「生臭い」などだそうで、寿司だけは「別扱い」のようです。
魚料理の「問題を解決する」という課題意識を持って、2年生が調理実習に臨んでいました。扱う食材は鰯(いわし)です。「ひらけた!」「背骨どこ?」などと言いながら、どの班もきれいに手開きしていました。ここから班別の計画に沿って、ムニエルやかば焼き、パスタ、ハンバーグなどに調理していくそうです。あちこちからおいしそうないい匂いが立ち上ってきました。

10月10日(木)生命の神秘に触れる

「うわーっ!」「グロい~!」「もーいい!もーいい!」といった反応は、想定の範囲内です。とはいえ、比較的落ち着いた中で、目の前に置かれた「眼球」との対峙がはじまりました(ブタから取り出された本物です)。
余分な肉を外し、球体を半分に切り開くと、中からガラス体や水晶体(レンズ)が現れます。印刷物の上に水晶体を置いたときに「ホントに文字が大きく見える!」といった経験は、図版や画像で学んだ知識とは比較にならないほど、強く印象に残るはずです。
「百聞は一見に如かず」あるいは「体験に勝る学びなし」といった言葉どおりの、「動物の体のつくりと働き」についての学習場面でした。

10月9日(水)はじまり数分前

あと数分で昼休みが終わり、5時間目の授業が始まります。写真は左から順に、1・2・3年生の廊下の様子です。
昨日からの雨により、グラウンドや中庭には水たまりができています。昼休みになるといつも外に飛び出していくメンバーも、今日は屋内で静かに過ごしていたでしょうか。
溢れるエネルギーを有効活用する場は、「もちろん授業の中です!」と即座に答えてもらいたいものです(ささやかな願望です)。

10月8日(火)まずは確認から

種目そのものは、お馴染み過ぎるほど誰もが知っている「綱引き」と「玉入れ」です。
とはいえ、選手の人数や、綱を引く向きを入れ替える時の動き、「ディスタンス玉入れ」(四中オリジナルです)のルールなど、事前に確認しておくべきことが細々とあります。
「今度、1、2年生と合同で練習しますからね~」と聞いて、サッと何人かの顔が上がりました。動きが分からず、まごまごした3年生の姿を見せてはいけない!という意識がそうさせたようです。

10月7日(月)朝の訴え

最近、8時を過ぎると外がにぎやかになってきます。生徒会本部役員選挙が近づいているためです。襷(たすき)をかけた立候補者とその応援者が横に並び、登校してきた生徒に次々と呼び掛けています。
耳を傾けてみると、どの陣営も「〇〇をお願いしまーす!」「おはようございまーす」「△△に一票をお願いします!」といったセリフが繰り返されています。
「せっかくだから、『私は、本部役員として〇〇に取り組みます』といった具体的な内容を伝えてみてはどうかな?」と声を掛けてみたのですが、ややキョトンとした表情をしていました。各候補者が、自分なりの志や決意を訴えるような選挙活動になるといいなと思っています。

10月4日(金)悠久の時を紐解く

『現代の人はどうやって音楽を聴きますか?』「YouTube!」「サブスク」「ライブ」「カラオケ」
『では、中世から近代の人たちは?』「・・・・」「レコード?」『その当時、まだありません!』
こんなやりとりから、昔の人と現代人の、音楽との関わり方の変遷について考えていました。音楽に「形式」が生まれた草創期から、アニメやゲームのテーマ音楽として使われる現代までの長い歴史を紐解く、壮大で興味深い内容の授業です。

10月3日(木)気持ちを滲ませながら

この3日間は、大会に伴う特別日課で給食もありません。午前中の授業終了を告げるチャイムと同時に、廊下がにぎやかになってきました。全校生徒の下校が始まったためです。
朝降っていた雨が上がっているため、コツコツと杖のように傘を突いたり、U字型の柄で前を歩く友達をツンツンと突いたりしながら、多くの生徒がにこやかに下校していきます。早く帰れるのが嬉しい、という気持ちが分かりやすく滲み出ているようです。

10月2日(水)さあ、出発

残念ながら本日は他の用務と重なっており、会場に出向いての応援がほとんどできません。今日は専ら出発する選手たちの見送りです。
「ほら!列が離れないように!」「もうちょっと間を開けてから出発しましょう!」移動の方法や安全について、どの部も事前に入念な確認をしてはいるのですが、引率する顧問は細やかに目を配り、その場で声を掛けています。
朝霞地区全体で、大勢の中学生が一斉に移動することになります。私もこの期間は移動中の中学生(四中生に限らず)をよく見かけます。大半はマナーよく整然と自転車を走らせていますが、一方で、地域の皆さんのご理解とご協力があって、こうした活動が成り立っていることも感じます。

10月1日(火)新人戦 1日目

本日試合が行われている各競技の会場巡りは、野球からスタートです。志木二中さんと合同チームを組んで臨んだ今大会、初回にいきなり3得点でベンチも盛り上がっていました。
栄コートの女子テニスも、「第1試合勝ちました!〇〇さんたちもです!」明るい報告が聞かれ、コート外からの応援の声もはつらつとしています。
ソフトボールは、陸上部からの「助っ人」も加わってこれから試合に臨むところです。ユニフォーム姿が様になっており、何の違和感もありません。

今日まわった各会場の共通点は、保護者の皆さんの声も明るく、元気に響いていた点です。私がバレーボールの会場に到着したのが、あと数点取れば勝利、というタイミングでした。部員の応援はもちろん、保護者の皆さんもメガホン片手に熱い声援を送っています(直後に見事勝ちました!)。
ちょうど団体戦の真っ最中だったのが女子卓球部です。監督が身振り手振りを交えながらコーチングしていましたが、結果はどうだったでしょうか…

9月30日(月)大会直前のチーム状態

明日が初戦のチームもあれば、あさってから始まる種目もあります。いずれにしても、新人戦を間近に控えた各チームがどんな雰囲気か、確かめに行ってみました。
「適度な緊張感」という表現がぴったりのようです。外の部も、体育館の部も、ピリピリしている訳でもなく、弛緩している訳でもなく、よい雰囲気で基礎練習や実践的な練習に取り組んでいます。明日からいよいよ、朝霞地区の新人戦が本格的に始まります。

9月27日(金)包みを開くと

ふれあい橋をみんなで渡り、食材を調達しにいくところからの調理実習です(買い物はおととい済ませていました)。6・7・8組の生徒たちが、この季節らしい「鮭のホイル焼き」を作っていました。私が見に行ったのがちょうど焼き上がる頃だったようで、アルミホイルを開くや否や、湯気とともにいかにもおいしそうな匂いが広がってきました。
鮭の水気をよく取ってから焼くことが、臭み防止のポイントなのだそうです。

9月26日(木)憲法を学ぶ

「人を助けるためだったら、ありだと思います」「でも、矛盾してない?」教室内のあちこちから、闊達(かったつ)な雰囲気で意見が述べられています。公民の授業中、日本の安全保障のあり方について考えているところでした。日本国憲法の学習です。「平和主義」について自分の考えを記載する場面では、カタカタとキーボードを打つ音だけが響いていました。
難しい内容ではありますが、発言や記述の内容もしっかりしており、いかにも3年生らしい授業の様子です。

9月25日(水)冷たさはいつまで?

暑さの中、ペットボトル飲料が冷たさを維持できるのはどのくらいの時間なのか、数学的に考えようと取り組んでいました。現実味のある課題なので、実際の生活を想起しながら思考できそうです(急速に秋らしくなってきたところですが)。
いくつか断片的に分かっている情報を基にグラフを書くと、冷えを維持できる時間が何となく見えてきました。
ところが、そこで新たな問いかけです。「でも、何で直線で結んだのかな?」(ここは直線しかないでしょう)と迷いなく線を引いたとしても、改めて問われたときに(ハッ)となります。こうしたことの繰り返しにより、深い学びにつながっていくのだと思います。

9月24日(火)朝霞の競技場では

今大会もまた、他の競技に先んじて陸上競技の地区大会が行われています。
四中のテントで出番を待つ選手たちは、軽く食事をとったりストレッチを始めたりと、自分の出場するレースから逆算して準備を整えているところです。
先週までの猛暑と打って変わって、涼しい風が爽やかに吹き抜けていく絶好のコンディションです。多くの自己ベスト記録が出ることを期待しています。

9月21日(土)50回目の大会

熊谷市にある、彩の国くまがやドームが会場となるのは初めてのことです。
「第50回記念大会」と銘打った、マーチングバンドの県大会が行われました。
中学生の部の3番目に登場した第四中学校は、「イギリス」をテーマとした世界観を、キレのある演奏と演技で披露していました。会場が変わっても、伸びやかに、かつ堂々と本番に臨む四中らしさは健在です。今回、これまで見てきたものとは一味違う、クールな(格好いい)印象の作品だと感じました。会場内だけでなく、関係する会場周辺での写真撮影が一切禁止とのことで、イギリス風(?)の衣装を紹介することもできないのが残念です。

9月20日(金)46回目の合唱祭

私は広い体育館の中央、審査員席で聴いていました。何度経験しても、合唱祭はいいものです。
1年生から順に発表が進んでいくのですが、今年も各クラスの前に、学年全員による合唱が披露されました。150人前後による歌声の響きは美しいだけでなく、やはり迫力が違います。
「音程が合わない」「ふざけてしまう人がいる」などの状況から始まり、多くのクラスが難儀しながら作品を仕上げてきたと聞いていたので、すべてのクラスの歌声が感慨深く耳に届いてきました。審査の結果、その中から「金賞」を選ぶことになります。どのクラスも良かったので、これは大変困難な作業です!

9月19日(木)前日の会場準備

横長で一体型の吊り下げ看板は、3人によって器用に渡り廊下を曲がりながら、スムーズに体育館の中へと運び込まれてきました。会場の設営は、2年生の役割となっています。
ステージに接するように、組み立て式のひな壇も手際よく連なり始めました。学年全員の合唱で使うためのものです。また、フロアの全面には綺麗にシートが敷かれました。これは地味な作業ながら、結構な重労働なのです。しかし、それによって一気に「会場」感が出てくるものです。
明日はいい合唱祭になりそうです。会場の設営と並行して、校舎内のあちこちから澄んだ歌声が響いています。

9月18日(水)合唱祭の先に向けて

合唱祭が迫っている中、新人戦も近づいてきました。その後には、体育祭も予定されています。
朝の生徒会集会で、新人戦に向けた壮行会が行われました。「新人」戦(通称ですが)というぐらいなので、ステージ上で意気込みを語った部長さんたちの顔ぶれも新鮮です。
さらに、集会の後半には、体育祭に向けた「出発式」も行われました。赤団、青団それぞれの声出しも兼ねて、団長さんや実行委員さんのお披露目です。約15分の間に、いくつもの内容がギュッと凝縮された生徒会集会でした。

9月17日(火)仕上げの段階

合唱の練習が佳境に入っています。3年生の教室から、力強い歌声が聴こえてきました。
「ラストのハミングがどんどん雑になってるから、ラストきれいにハモれるように…」「サビまでの持っていき方はよかったので…」「1番の中盤らへんがビミョーって声だったので、1番だけもう一度歌います!」通しで歌ったあと、各クラスの実行委員やパートリーダーが良かった点や課題を挙げ、うまくいかなかった部分を重点的に仕上げていきます。
どのクラスも、まだ課題が残されているようなので、きっと当日まで音程の微修正や、気持ちを高める取組が続けられることになるのでしょう。

9月13日(金)朝の農園で

見えないところでも、様々な面で地域の方に支えていただいているおかげで、第四中の教育活動が成り立っています。その一例として、登校時間よりもはるかに早い時間からの出来事を紹介します。
農園の活動をいつも支援していただいている地域の方に、朝早くから学校農園を耕していただきました。大型のトラクターが通過した後の耕された土の表面は、清々しさを覚えるほど綺麗に整っています。これを人力で進めようと思ったら、途方もない時間がかかるはずです。
耕していただいた畑に畝(うね)を作り、カブやダイコンなど、これから冬の野菜を栽培する予定です。

9月12日(木)ディレクター兼パーソナリティー

放送委員会の仕事の1つに、「お昼の放送」があります。気温や天候に左右されるはずはないのですが、音量については毎日微妙な調整が必要なのだそうです。
廊下のスピーカーから流れ始めた音を確認した生徒は、操作盤の前に座る生徒に「(音量は)大丈夫!」と伝えます。ここまでは試験的な放送で、ここから本編へと入っていきます。「今日の給食は、スパゲティミートソース、コールスローサラダ・・・」卒なくアナウンスをこなし、BGMのコーナーへと静かに移行していくのでした。

9月11日(水)English recitation

ふるさと新座館を会場に、新座市内の英語弁論暗唱大会が開かれました。
出発の直前まで入念なリハーサルを繰り返していた3人の本番は、どうだったでしょうか。・・・本番の舞台は、これまでの練習の成果を伸び伸びと発揮できた、素晴らしい英語の暗唱でした。
聴衆に語りかけるように、豊かな表現力を駆使しながらのスピーチが、静謐(ひつ)な会場内に響きます。スピーチの内容を聴いて、審査員のAETが思わず声を上げて笑ってしまう場面までありました(私はそこまで深く理解できず、笑いについていけませんでしたが・・・)。
他校の生徒も同じように、圧倒されるほどのスピーチを聴かせてくれました。出場した生徒全員にとって、貴重な経験の場になったはずです。

9月10日(火)ふらっとFLANETへ

「ソーシャルスキル」は、日常的に使われる言葉でもあります。人との関係を築いたり、一緒に生活したりする際に必要な力のことです。成長と共に、自然に身に付いていく面もありますが、訓練によって高まる能力でもあります。
「FLANETルーム」では、ニーズに応じた個別の指導が行われています。「ん-、それは…卵と油と…あと、酢を混ぜ合わせたものです。」あるお題について、自分の言葉を駆使して相手に伝える、といった活動が行われていました。「あ、それはマヨネーズですね!」「そうです」
これはほんの一場面ですが、様々な取組を通じて、教室での学習や生活がしやすくなるように、継続的な指導が行われています。

9月9日(月)話合い、学び合い

50分間の授業の中で、「周りの人と確認し合ってみよう」「グループで話し合ってみよう」という場面が何度も設定されていました。3年生の数学です。
隣どうし、あるいは座席の前後どうしなどでよく意見交換していましたが、「二次関数のグラフを書くとき、なぜ定規で線を引いてはいけないのだろうか」という問いについて考える場面では、しばらくの間沈黙が続いていました。「パラボラ」という単語の意味が「放物線」だと知って、「そうだったのか!」と膝を打った高校時代をふいに思い出しながら、その静寂を見守っていたのでした。

9月6日(金)プロフェッショナル的集団

昨年度から、清掃活動は毎日ではなく、週3日行うことにしています。大勢が活動する学校なので、中1日空けるだけでもそれなりに汚れるものです。
広い体育館のフロアや2階のギャラリーは、数人で手分けしてモップをかけています。端まで進んだところで見せてもらいましたが、かなりの量のほこりが集まっていました。
ステージやトイレなど、一口に体育館といっても掃除をしなければならない場所は多岐に及びます。分担に従って清掃が行われている様は、「プロフェッショナル」という単語が連想されるほど整然と、しかも効率よく進められているのでした。

9月5日(木)朝の武者修行

来週の水曜日に向けて、夏休み中も熱心な練習が続けられてきました。市の「英語弁論・暗唱大会」に向けた練習です。四中から出場する3人はかなり仕上がってきたようで、今日からは「実際に人前で話す」ための練習を始めました。朝の会の時間を使って、クラスの全員に向かってスピーチを行うのです。自分のクラスとは限らず、日替わりでいくつかのクラスを巡る、いわば「武者修行」です。
大勢の視線を浴びて、おそらくとても緊張することと思います。これを乗り越えて、本番では伸び伸びと力を発揮して欲しいと思います。

9月4日(水)髪対応

ちらほらと、首にタオルを掛けている生徒が見受けられるのは、教室の中が暑いせいではありません。新しいエアコンにより、教室内はほどよく冷えています。
前の時間にプールで泳ぎ、濡れた髪の毛対策としてタオルを掛けているのです。
授業計画の関係で、今年度は2学期に入っても水泳の授業が続けられています。曇天の昨日はやや寒そうに見えましたが、晴れて気温も上がっている今日は、プール日和(?)といえそうです。

9月3日(火)まるで〇〇〇のような滑らかさで

20日(金)の合唱祭当日を前に、中間発表会的な時間を学年ごとに設けています。それを「プレ合唱祭」と呼んでいます。当日の並び方など、「プレ」よりさらに前段階の確認も含めた取組を、1年生が行っていました。「プレ」より前という意味で、「プレプレ合唱祭」などという単語が飛び交っています。
「足音を立てたりせず、スマートに移動しましょう」という指示を受けた1学年の全員は、まるで東京駅に入線する新幹線のごとき滑らかさで、フロアからステージ上までの移動を完了させていました。
歌声を聴くのはもう少し先の楽しみにとっておきます。

9月2日(月)授業も始まり

上の階から流れてくる、しょう油の香ばしい香りの発生源は、やはり調理室でした。調理実習で豚の生姜焼きを作っているのは、2年生のあるクラスです。同じく2年生の別のクラスでは、タマネギの薄皮をはがして、細胞を顕微鏡観察しているところです。さらに別のクラスでは、夏休み中に各自が制作した絵画作品の鑑賞会(?)が開かれています。私は数点しか見ていませんが、市内の風景を描いた水彩画は、伸びやかな構図と夏らしい色彩で、いかにも「夏休みの宿題」といった趣の作品たちでした。

8月30日(金)雨の日の知恵

某サーフウェアに付いているシンボルマークのような足跡が、廊下に点々と並んでいました。
台風10号の影響により、あいにくの雨です。しっかり降っているので、さすがに傘を差していない人はいません。それでも、見るからに靴下がビショビショに濡れてしまっている生徒が何人もいます。「替えの靴下があります」と、その場で履き替えている人もいますが、中には上履きも履かず、そのままペタペタと教室へ向かう生徒もいました。これが、廊下に点々と足跡が残る理由なのでした。
そんな中、靴下の上にポリ袋を1枚履いてから靴を履いてきた生徒を見かけました。ちょっとした生活の知恵です。

8月29日(木)戻ってきた日常

穏やかな表情とさざめきの中、夏休み明け最初の一日が始まりました。
昇降口で上履きに履き替えた四中生たちは、お互いに言葉を交わしながら、自分たちのフロアに向かって階段を上っていきました。
多くの教室には、担任からのメッセージが黒板に書かれています。それを読み、「また、いつもの場所に戻ってきたな」と、少しホッとした気持ちになったでしょうか。

8月26日(月)機器交換工事が進み

間もなく2学期が始まります。
この夏休み中、校舎内すべてのエアコン機器を更新する工事が進められてきました。
当初の計画どおり順調に作業が進み、新しいエアコンから爽やかな涼風が吹き出し始めたところです。当然のことながら、作業は「エアコンのない」中で行われます。
猛暑の中、精力的に作業を進めていただいた業者の方のご苦労も想像しながら、大切に、そして快適に使って欲しいと思います。

8月8日(木)暑いTrack & Field上での熱い闘い その2

四中の陸上部から、2名の選手が関東大会への出場を決めていました。円盤投げの3年生と100mの1年生です。それから3週間弱、今日に照準を合わせて準備を重ねてきたのでしょう。
応援のため、私も世田谷の駒沢オリンピック公園陸上競技場に行ってきました。競技を終えた2人が異口同音に口にしたのは、「緊張しました」という一言です。関東各都県から強者が集まった会場は独特な雰囲気に包まれており、緊張しない方が不思議です。その緊張感とも闘いながら、両選手とも持てる力を十分発揮していた、と私は感じました。

そして、100mの予選を1位のタイムで通過した1年生の選手が、決勝でも自己ベストの好タイムを叩き出し、見事優勝を果たしました。おめでとうございます!この先の活躍も楽しみです。(画像は一部加工してあります)