校長室より 2学期

第四中学校での出来事などを更新していきます。

学校での活動の様子を伝えていきたいと思います。

令和六年度 1学期 2学期 3学期
令和五年度 1学期 2学期 3学期

令和6年度 2学期

12月24日(火)明日から冬休み

通知表を受け取り、最後の学活を終えた生徒たちが階段を下りてきました。「あはははー」「うふふふ」という笑い声が普段より明らかに多く、聞こえてくる会話の声も、普段より明らかに弾んでいます。束の間とはいえ、誰にとっても休みは嬉しいものです。
79日間の2学期が今日で終わります。2つの大きな行事を行い、部活動の大会もあり、日々の授業も続き、盛りだくさんの約4か月間でした。
次に全員が集うのは、年が明けた1月8日です。皆さん、よいお年をお迎えください。

12月23日(月)犯罪に巻き込まれないために

「闇バイト」をはじめとする、若者が巻き込まれる事件が後を絶ちません。これだけ話題になっているのに、一体何故なのでしょう?警察の方や、保護者・地域の方をお迎えし、四中生の代表を交えてこうした問題を考えるための、パネルディスカッションを行いました。
「〇日以内に振り込まないと、裁判を起こします」などと、相手の心理に付け込むようなワンクリック詐欺の手口を例示されたある生徒(パネラー)は、きっぱりと答えていました。「裁判になったとしても、勝つ自信があるのでそのままにしておきます」
こうした取組を通じて、そのような毅然とした態度や、的確な判断力を全員が身に付けて欲しいと願っています。

12月20日(金)POPが添えられ

書店に行くと、平積みの本に添えられた手書きのPOPを見ることがあります。店員さんの「おすすめポイント」が、キャッチ―にまとめられているカードです。
それと同じように、「スキーが苦手な人でも簡単に読むことができます」「中部地方での環境・農業などを知っているとより林間が楽しめると思います!」など大判の手書きPOPが、スキーにまつわる本に添えられていました。
1年生の階で、「スキー」の文字を目にする機会が増えてきました。きっとそれと共に、気持ちもだんだん盛り上がっていくことでしょう。

12月19日(木)鍵を握る人物

学校に限らず、データを整理するために、チャートと呼ばれる図がよく使われます。「フローチャート」や「レーダーチャート」などがお馴染みです。
社会の授業で使われていたのは、「クラゲチャート」と呼ばれる、文字どおりクラゲのような形をした図です。
古代日本の鍵を握っていた人物の中から1人を選び、クラゲチャートを使って深掘りしていこうという内容でした。どんな人物を選んでいるのかサッと見てみたところ、「藤原道長」「中臣鎌足」「聖徳太子(厩戸皇子)」といった名前が並んでいます。確かに皆、歴史上のキーパーソンといえる有名どころです。

12月18日(水)それは秘密!

6・7・8組の生徒たちは、いつもより少し早い時間の登校です。電車やバスを乗り継いで、東久留米市にある飲料メーカーの工場見学に出掛けるためです。
『コーラがどんな原料で作られているのか、聞いてきて欲しいなあ』私がリクエストしたところ、帰校して早速教えてくれました。
「聞いてきましたよ」「水とブドウ糖とカラメルと、あと炭酸が入っているそうです」「スパイスについては…秘密って言ってました」(←いちばん知りたかったところですが、それはそうですね)
もう少し疲れた顔で帰ってくるのでは、との予想は見事に外れました。コーラも飲めて、とても楽しい校外学習になったようです。

12月17日(火)優美な音色に誘われ

琴の音色を耳にすると正月を連想するのは、その時期に毎年あちこちで宮城道雄作曲の「春の海」を耳にするためでしょう。
音楽室から琴を弾く音が聴こえてきたので、何となく年明けのような気分になりながら4階に上がってみました。「さくらさくら」を練習しています。多少ぎこちないながらも、出だしの旋律だけでたちまち優美な雰囲気に包まれます。
親指にはめた琴爪を使って、弦を「弾(はじ)く」というより、「押す」のが正しい琴の弾き方なのだそうです。

12月16日(月)過程の一つとして

現行の「生活のきまり」を、部分的に改正しようという取組が継続して進められてきました。その過程の一つとして、本日、生徒会本部が中心となって作成した改正案について、生徒どうしで議論する場としての臨時生徒総会が開かれました。
こうした活動が数年後には、一市民としての社会参画へとつながっていきます。相反する意見に折り合いをつけようと模索したり、望んだとおりにならなかったときに自分の中で解釈したり納得したりする経験は、間違いなく将来の役に立つはずです。

12月14日(土)第52回マーチングバンド全国大会

大勢の保護者の皆さんと一緒にバスを見送ってから、私も急いでさいたまスーパーアリーナを目指しました。
沖縄や富山、愛知など、全国各地から集まった精鋭同士が、持てる技術やチームワークを存分に発揮し合う「全国大会」という場は、生涯にわたって記憶に残る、得がたい経験となったに違いありません。
部員の皆さんは、「やり切った!」という達成感を全員が味わえたでしょうか。私も県大会、関東大会と四中の晴れ舞台を観続けてきましたが、今日の演奏演技はこれまで観た中で最も伸びやかで、最もよかったと感じました。最高の舞台で、素晴らしい作品を堪能させてもらいました。

12月13日(金)意識と習慣

「おや?」と一瞬訝(いぶか)しむような状況に、時々遭遇します。「誰かがわざとまき散らしたのか!?」と見まごうような、ロッカー周りの散らかりようです。慌てて荷物を取って別の教室へ向かったのでしょうか???
10年ほど前の改修工事によって、それ以前よりロッカーは二回りほど大きくなりました。それでも決して十分な大きさとはいえません。
とはいえ、綺麗に整頓されているロッカーも少なくありません。意識と習慣に拠るところも大きいと思うので、整理整頓について、私たちはもちろんのこと、環境委員の生徒も声をかけながら、よい習慣の定着を図っています。

12月12日(木)首から箱を下げ

赤い羽根共同募金の活動が始まっています。四中では、中央委員会が活動を担っており、登校時間に各階で呼びかけを行っています。
「募金お願いしまーす」「あ、ありがとうございまーす」「募金お願いしまーす」「素通りかーい(笑)」などニコニコと明るい調子で、階段を上がってくる仲間に声を掛けていました。
私が『ところで、この募金は何に使われるのかな?』と聞いてみると、並んだ4人が同時に後ろを振り返りました。「えーと、福祉などです」振り返った先には掲示板があり、そこに赤い羽根のポスターが貼られていました。
「何のために」・・・呼びかける側も、寄付する側も、そこを理解しておくことが大事です。