令和6年度 2学期

12月3日(火)着る物、持ち物

1年生の4クラスで、同時に同じ資料の読み合わせが行われていました。スキー林間学校当日の、服装や持ち物などについてまとめられた資料です。「ではここまでで、質問のある人はいますか?」
あるクラスでは、その後しばしの沈黙が続いたため、機転を利かせた実行委員が「では、2分間取るので周りの人と確認しあってください」と時間を設けました。すると・・・私のそばに座っていたある生徒がクルリと振り向き、「ゴーグルって何ですか?」「泳ぐときに使うやつですか?」こう私に質問してきました。
「せっかくだから、あとで全体の場で聞いてみるといいよ」と答えてみたのですが、そこはためらいがあるようで、「いやー」と静かに前へ向き直ってしまいました。

12月2日(月)私たちの学び

「もっと効果的で、もっとよい授業に」するための取り組みは、年間を通じて続けています。お互いに授業を見合って、意見やアイディアを出し合う日常の取組だけでなく、時には外からの目で客観的に見ていただくことも必要です。
本日は、各教科指導の専門家7名をお迎えして、実際の授業を見ていただきました。それを基に、教科担当間で協議したり、ご指導いただいたりすることで、授業の質的な向上を目指す研修会です。「これで完成」といったゴールはない取組ですが、現状に甘んじることなく推し進めていくことが大事だと考えています。

11月29日(金)活躍の証、多数

文化面、スポーツ面など、様々な分野で四中生が活躍しています。その人数が多く、通常の全校集会では渡しきれないほどの数となったため、臨時の全校集会を開きました。賞状の伝達に特化した集会を開くのは、珍しいことです。
絵画、柔道、水泳、陸上競技、マーチングバンドで活躍した四中生たちに、賞状やトロフィーを順に渡していきました。実は時間の関係で、今日の臨時集会でも渡せなかった分があります。後日改めて機会を設けることになりますが、これだけ各方面で活躍していることは、純粋に嬉しいことです。

11月28日(木)(株)大和 様より

素敵な贈り物をいただきました。(株)大和様より本校に寄贈いただいたのは、5台もの電子ピアノです。
企業が社債を発行する際、その額の一部をSDGsに資する学校の教育活動などに寄付できる、「SDGs私募債」というしくみが武蔵野銀行さんにあるそうです。(株)大和様と、武蔵野銀行様をお迎えしての贈呈式で、目録を頂戴する際に流れたBGMは、寄贈いただいた電子ピアノによるものでした(BGMをお伝えできないのが残念です!)。
電子ピアノは主に合唱祭で活用する予定で、長く大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

11月27日(水)万が一、その時は

今学期の避難訓練は、「不審者が侵入した!」という想定で実施しました。廊下から不審者と教員が揉み合っている大声が聞こえてきたとき、教室ではどうすればよいのか、という訓練です。ドアを施錠したり、机や椅子でバリケードを築いたり、といった対応法を実践してみた後(「犯人」が無事に確保された前提です)は、体育館に集まって基本的な対応について全員で確認をしました。
火事や地震以外にも、「万が一」については様々な事態が想定されます。この先も、新たなアイディアをどんどん取り入れながら、実際の場面で役に立つ訓練を重ねていきたいと考えています。

11月26日(火)思考と仕草

当然のことながら、どの教室からも話し声などまったく聞こえてきません。廊下を歩く際の足音にも気を配るほどです。教室では、期末テストが行われています。
頬杖をつく、首を傾けるなど、集中して何かを考えているとき、人は様々な仕草を見せるものです。中には鷲掴みのように、自分の髪を何度も自分で掴んでは離し、を繰り返しながら思考を巡らせている生徒もいます。静かな学校は、明日も続きます。

11月25日(月)あれから2か月

畑から引き抜いたばかりのカブを見せてもらいました。かなり大きく、しっかりした出来栄えです。6・7・8組の生徒たちが、朝いちばんで収穫作業に励んでいました。
種をまいてから2か月と少しでこんなに立派な作物になるのですから、自然の力は偉大です。しっかり間引きをしたことも、生育に大きく影響しているようです。
これら四中産の野菜は、食材として明日の給食に使われるそうなので、今から楽しみです。

11月22日(金)青空数学教室

遠目には体育の授業で集合しているように見えたのですが、近づいてみると、なぜか数学の授業でした。「青空数学教室」の2年生たちが何をしているのか、少しのぞいてみたところ、ラインカーで地面にラインを引いています。「何をしているのかな?」「外で、コンパスや分度器を使わなくても90度(直角)のラインが引けるかを試しているところです」
運動場にサッカーなどのコートを作るとき、実際に使われている方法のようです。三平方の定理を机上だけで完結させるのではなく、外に出て、実生活の場面を想定して実際に使ってみるという、なかなかよい学びでした。

11月21日(木)次代へのバトンタッチ

「光陰矢の如し」という諺(ことわざ)があります。月日の経つのが、まるで放たれた矢のようにとても速く感じられることを表しています。1年間、様々な活動で駆け抜けてきた第48代生徒会本部役員から、第49代への引き継ぎが行われました。
現本部役員への引き継ぎが、つい先日の出来事のように感じられますが、あれから約1年が経った訳です。現会長(今日は副会長が代行)から、新会長へと大きな鍵を受け渡す恒例のセレモニーも、ついこの間見たような気がするのは私だけでしょうか!?
新役員さんたちにも、ぜひ「自治」とはどうあるべきかの自問自答を繰り返しながら、活躍して欲しいと願っています。

11月20日(水)近未来の模擬体験

近隣の高校5校の先生方が、お忙しい合間を縫って来校してくださいました。
2年生を対象に、高校の授業を実際に行っていただいたり、高校の様子などについて説明いただいたりしました。いわゆる「出前授業」です。
各教室の黒板には、「情報の暗号化」や「仮定法とは」「自称詞と対象詞」など、いかにも高校の授業らしい用語が示されています。
2年生の大半は、進路についてまだ漠然としたイメージしか持っていないと思いますが、模擬的にでも体験することにより、「上級学校」に対するイメージがグッと湧いてきたことと思います。来校いただいた高校の先生方、ありがとうございました。