令和6年度 2学期

10月8日(火)まずは確認から

種目そのものは、お馴染み過ぎるほど誰もが知っている「綱引き」と「玉入れ」です。
とはいえ、選手の人数や、綱を引く向きを入れ替える時の動き、「ディスタンス玉入れ」(四中オリジナルです)のルールなど、事前に確認しておくべきことが細々とあります。
「今度、1、2年生と合同で練習しますからね~」と聞いて、サッと何人かの顔が上がりました。動きが分からず、まごまごした3年生の姿を見せてはいけない!という意識がそうさせたようです。

10月7日(月)朝の訴え

最近、8時を過ぎると外がにぎやかになってきます。生徒会本部役員選挙が近づいているためです。襷(たすき)をかけた立候補者とその応援者が横に並び、登校してきた生徒に次々と呼び掛けています。
耳を傾けてみると、どの陣営も「〇〇をお願いしまーす!」「おはようございまーす」「△△に一票をお願いします!」といったセリフが繰り返されています。
「せっかくだから、『私は、本部役員として〇〇に取り組みます』といった具体的な内容を伝えてみてはどうかな?」と声を掛けてみたのですが、ややキョトンとした表情をしていました。各候補者が、自分なりの志や決意を訴えるような選挙活動になるといいなと思っています。

10月4日(金)悠久の時を紐解く

『現代の人はどうやって音楽を聴きますか?』「YouTube!」「サブスク」「ライブ」「カラオケ」
『では、中世から近代の人たちは?』「・・・・」「レコード?」『その当時、まだありません!』
こんなやりとりから、昔の人と現代人の、音楽との関わり方の変遷について考えていました。音楽に「形式」が生まれた草創期から、アニメやゲームのテーマ音楽として使われる現代までの長い歴史を紐解く、壮大で興味深い内容の授業です。

10月3日(木)気持ちを滲ませながら

この3日間は、大会に伴う特別日課で給食もありません。午前中の授業終了を告げるチャイムと同時に、廊下がにぎやかになってきました。全校生徒の下校が始まったためです。
朝降っていた雨が上がっているため、コツコツと杖のように傘を突いたり、U字型の柄で前を歩く友達をツンツンと突いたりしながら、多くの生徒がにこやかに下校していきます。早く帰れるのが嬉しい、という気持ちが分かりやすく滲み出ているようです。

10月2日(水)さあ、出発

残念ながら本日は他の用務と重なっており、会場に出向いての応援がほとんどできません。今日は専ら出発する選手たちの見送りです。
「ほら!列が離れないように!」「もうちょっと間を開けてから出発しましょう!」移動の方法や安全について、どの部も事前に入念な確認をしてはいるのですが、引率する顧問は細やかに目を配り、その場で声を掛けています。
朝霞地区全体で、大勢の中学生が一斉に移動することになります。私もこの期間は移動中の中学生(四中生に限らず)をよく見かけます。大半はマナーよく整然と自転車を走らせていますが、一方で、地域の皆さんのご理解とご協力があって、こうした活動が成り立っていることも感じます。

10月1日(火)新人戦 1日目

本日試合が行われている各競技の会場巡りは、野球からスタートです。志木二中さんと合同チームを組んで臨んだ今大会、初回にいきなり3得点でベンチも盛り上がっていました。
栄コートの女子テニスも、「第1試合勝ちました!〇〇さんたちもです!」明るい報告が聞かれ、コート外からの応援の声もはつらつとしています。
ソフトボールは、陸上部からの「助っ人」も加わってこれから試合に臨むところです。ユニフォーム姿が様になっており、何の違和感もありません。

今日まわった各会場の共通点は、保護者の皆さんの声も明るく、元気に響いていた点です。私がバレーボールの会場に到着したのが、あと数点取れば勝利、というタイミングでした。部員の応援はもちろん、保護者の皆さんもメガホン片手に熱い声援を送っています(直後に見事勝ちました!)。
ちょうど団体戦の真っ最中だったのが女子卓球部です。監督が身振り手振りを交えながらコーチングしていましたが、結果はどうだったでしょうか…

9月30日(月)大会直前のチーム状態

明日が初戦のチームもあれば、あさってから始まる種目もあります。いずれにしても、新人戦を間近に控えた各チームがどんな雰囲気か、確かめに行ってみました。
「適度な緊張感」という表現がぴったりのようです。外の部も、体育館の部も、ピリピリしている訳でもなく、弛緩している訳でもなく、よい雰囲気で基礎練習や実践的な練習に取り組んでいます。明日からいよいよ、朝霞地区の新人戦が本格的に始まります。

9月27日(金)包みを開くと

ふれあい橋をみんなで渡り、食材を調達しにいくところからの調理実習です(買い物はおととい済ませていました)。6・7・8組の生徒たちが、この季節らしい「鮭のホイル焼き」を作っていました。私が見に行ったのがちょうど焼き上がる頃だったようで、アルミホイルを開くや否や、湯気とともにいかにもおいしそうな匂いが広がってきました。
鮭の水気をよく取ってから焼くことが、臭み防止のポイントなのだそうです。

9月26日(木)憲法を学ぶ

「人を助けるためだったら、ありだと思います」「でも、矛盾してない?」教室内のあちこちから、闊達(かったつ)な雰囲気で意見が述べられています。公民の授業中、日本の安全保障のあり方について考えているところでした。日本国憲法の学習です。「平和主義」について自分の考えを記載する場面では、カタカタとキーボードを打つ音だけが響いていました。
難しい内容ではありますが、発言や記述の内容もしっかりしており、いかにも3年生らしい授業の様子です。

9月25日(水)冷たさはいつまで?

暑さの中、ペットボトル飲料が冷たさを維持できるのはどのくらいの時間なのか、数学的に考えようと取り組んでいました。現実味のある課題なので、実際の生活を想起しながら思考できそうです(急速に秋らしくなってきたところですが)。
いくつか断片的に分かっている情報を基にグラフを書くと、冷えを維持できる時間が何となく見えてきました。
ところが、そこで新たな問いかけです。「でも、何で直線で結んだのかな?」(ここは直線しかないでしょう)と迷いなく線を引いたとしても、改めて問われたときに(ハッ)となります。こうしたことの繰り返しにより、深い学びにつながっていくのだと思います。