令和6年度 2学期
10月25日(金)リアルに考える
明後日27日が、衆議院議員選挙の投開票日です。それに先んじて、2年生の社会で模擬選挙が行われていました。
実在の政党が訴える政策のポイントを各自がメモし、自分なりに考え、判断する、といった活動です。自分たちの暮らしをよくしていくのはどの政党、どの候補者なのか、現実感を持って真剣に考えています。
あと数年で選挙権を得る中学生たちにとって、将来の主権者としての大切な学びの場になっているはずです。
※資料取り扱い上の留意点や、政治的中立性の確保等について、文科省及び埼玉県教委からの通知や参考資料に基づいて実施しています。
※画像は一部加工しています。
10月24日(木)大切にしたい、和食の文化
先々週はイワシをおいしく食べるための調理実習、今日は「地域食材を生かした和食の調理計画」を考える授業です。
『一汁三菜のよさってなんだろう?』「栄養素が違う、様々な食材を食べられるところです」『なるほど…では例えば、鮭に含まれているのは?』「タンパク質です」『そうですね、野菜は?』「色々なビタミンです」
このように基礎的な知識を踏まえた上で、新座に根差した食材を生かした献立を、各自が考える作業へと進んでいきました。
こうした授業の積み重ねによって、食への意識や関心が高まっていくに違いない、と感じます。
10月23日(水)会場は整い
大きくは変わらないはずなのに、パッと見て、いつもと違う印象を受けます。1年生から3年生までの各教室は、今日これから行われる中間テストに向けた準備が整っていました。
ある教室のいくつかの机上には、書類やノートの類いが崩れんばかりに積み上げられていました。プリントがくしゃくしゃになっているところを見ると、机の中に押し込まれて、圧縮されたものがごっそり出てきたところのようです。得意不得意はありますが、ものの管理や整理整頓についても、声を掛けながら改善を促しているところです。
10月22日(火)作者自らが披露し
ちょっとしたコント風の動画あり、昭和時代のテレビゲームを再現したような一場面あり、環境映像風の動画ありで、内容はバラエティ豊かです。「スクラッチ」という小中学生向けのプログラミング言語を駆使して作った作品を、作者自らが披露しているところでした。
「難しかったのは、ボタンを押すタイミングと、信号が光るタイミングを連動させたところです」「座標でちょうどいい場所に合わせるのに苦労しました」など、作品制作のポイントも解説されていました。数秒程度の短い作品ですが、努力と工夫の跡が感じられ、楽しませてもらいました。
10月21日(月)少しずつ、気持ちも高まり
キビキビと動くことで全体の雰囲気が締まったものとなり、選手にとっても気持ちが高まってくるというものです。体育祭に向けた本日の全体練習の内容は、開会式や閉会式に動きの確認や練習です。
かつてと比べ、内容や費やす時間が随分と簡素化されたとはいえ、当日もピリッとした空気の中で進めたいものです。全体指揮役の生徒が大きな声でかける号令が、そうした雰囲気を醸し出していました。
10月18日(金)生活で使う言葉
「虻蜂とらず」「馬の耳に念仏」といった諺(ことわざ)を日常会話に散りばめられるようになると、言語生活が豊かになります。その諺かるたから授業がスタートです。また、時事的な話題の記事を読み込んだり、その意味理解を深めたりする活動をテンポよく進めながら、今日のゴールへと向かっていきます。
そのゴールとは、「文章を正しく読み取ることで、薬を正しく服用できるようになること」でした。日常生活と直結した、8組の国語の授業です。
10月17日(木)朝霞地区駅伝大会
朝早くに出発した四中チームは、選手も応援メンバーも会場で自分の役割をしっかり果たしていました。
競技場の関係で、今年度はたすきをつなぐ一般的な駅伝ではなく、「区間」ごとのトラックレースを繰り返し、合計タイムで競うという変則的な形式での実施です。
トラックをグルグルと、3000m、または2000m分走るこの形式は、私も初めて見ました。1周まわるごとにチームの前を通過することになるので、その度に仲間からの力強い応援の声がかけられていました。限られた練習時間の中で、よく頑張りました!
10月16日(水)直接見ることで
行き先によって少しずつ時間をずらして、2年生が次々と出発していきました。
1学期から準備を進めてきた、上級学校訪問です。依頼を受け入れていただいた朝霞地区内公立・私立の各高等学校に、グループで訪問させていただきます。学校の様子を肌で感じられるだけでなく、この先の進路決定に向けた意識も高まっていくはずです。
にこやかに出発した2年生たちでしたが、緊張しながら訪問することになるのでしょう。これもまた、大事な経験です。
10月15日(火)コツコツと、集めたパックが…
4時間目が終わると、手を洗う生徒や給食用のワゴンを運ぶ生徒などが、一斉に動きはじめます。その中を縫うようにして、担当の生徒がネットに入った牛乳パックを運んできます。前回の給食後(今日でいえば、先週の金曜日)に集めた紙パックを洗い、洗浄して乾かしたものです。これを業者さんが回収し、トイレットペーパーへとリサイクルされます。
スーパーなどでも回収ボックスを見かけることがありますが、牛乳パックに使われるパルプはとても良質なもので、リサイクルの原料として優れているだけでなく、森林の保全にもつながっているそうです。
10月11日(金)魚から離れないためにも
日本人の「魚離れ」が進んでいるそうです。その要因は「骨が多い」「調理が面倒」「生臭い」などだそうで、寿司だけは「別扱い」のようです。
魚料理の「問題を解決する」という課題意識を持って、2年生が調理実習に臨んでいました。扱う食材は鰯(いわし)です。「ひらけた!」「背骨どこ?」などと言いながら、どの班もきれいに手開きしていました。ここから班別の計画に沿って、ムニエルやかば焼き、パスタ、ハンバーグなどに調理していくそうです。あちこちからおいしそうないい匂いが立ち上ってきました。
10月10日(木)生命の神秘に触れる
「うわーっ!」「グロい~!」「もーいい!もーいい!」といった反応は、想定の範囲内です。とはいえ、比較的落ち着いた中で、目の前に置かれた「眼球」との対峙がはじまりました(ブタから取り出された本物です)。
余分な肉を外し、球体を半分に切り開くと、中からガラス体や水晶体(レンズ)が現れます。印刷物の上に水晶体を置いたときに「ホントに文字が大きく見える!」といった経験は、図版や画像で学んだ知識とは比較にならないほど、強く印象に残るはずです。
「百聞は一見に如かず」あるいは「体験に勝る学びなし」といった言葉どおりの、「動物の体のつくりと働き」についての学習場面でした。
10月9日(水)はじまり数分前
あと数分で昼休みが終わり、5時間目の授業が始まります。写真は左から順に、1・2・3年生の廊下の様子です。
昨日からの雨により、グラウンドや中庭には水たまりができています。昼休みになるといつも外に飛び出していくメンバーも、今日は屋内で静かに過ごしていたでしょうか。
溢れるエネルギーを有効活用する場は、「もちろん授業の中です!」と即座に答えてもらいたいものです(ささやかな願望です)。
10月8日(火)まずは確認から
種目そのものは、お馴染み過ぎるほど誰もが知っている「綱引き」と「玉入れ」です。
とはいえ、選手の人数や、綱を引く向きを入れ替える時の動き、「ディスタンス玉入れ」(四中オリジナルです)のルールなど、事前に確認しておくべきことが細々とあります。
「今度、1、2年生と合同で練習しますからね~」と聞いて、サッと何人かの顔が上がりました。動きが分からず、まごまごした3年生の姿を見せてはいけない!という意識がそうさせたようです。
10月7日(月)朝の訴え
最近、8時を過ぎると外がにぎやかになってきます。生徒会本部役員選挙が近づいているためです。襷(たすき)をかけた立候補者とその応援者が横に並び、登校してきた生徒に次々と呼び掛けています。
耳を傾けてみると、どの陣営も「〇〇をお願いしまーす!」「おはようございまーす」「△△に一票をお願いします!」といったセリフが繰り返されています。
「せっかくだから、『私は、本部役員として〇〇に取り組みます』といった具体的な内容を伝えてみてはどうかな?」と声を掛けてみたのですが、ややキョトンとした表情をしていました。各候補者が、自分なりの志や決意を訴えるような選挙活動になるといいなと思っています。
10月4日(金)悠久の時を紐解く
『現代の人はどうやって音楽を聴きますか?』「YouTube!」「サブスク」「ライブ」「カラオケ」
『では、中世から近代の人たちは?』「・・・・」「レコード?」『その当時、まだありません!』
こんなやりとりから、昔の人と現代人の、音楽との関わり方の変遷について考えていました。音楽に「形式」が生まれた草創期から、アニメやゲームのテーマ音楽として使われる現代までの長い歴史を紐解く、壮大で興味深い内容の授業です。
10月3日(木)気持ちを滲ませながら
この3日間は、大会に伴う特別日課で給食もありません。午前中の授業終了を告げるチャイムと同時に、廊下がにぎやかになってきました。全校生徒の下校が始まったためです。
朝降っていた雨が上がっているため、コツコツと杖のように傘を突いたり、U字型の柄で前を歩く友達をツンツンと突いたりしながら、多くの生徒がにこやかに下校していきます。早く帰れるのが嬉しい、という気持ちが分かりやすく滲み出ているようです。
10月2日(水)さあ、出発
残念ながら本日は他の用務と重なっており、会場に出向いての応援がほとんどできません。今日は専ら出発する選手たちの見送りです。
「ほら!列が離れないように!」「もうちょっと間を開けてから出発しましょう!」移動の方法や安全について、どの部も事前に入念な確認をしてはいるのですが、引率する顧問は細やかに目を配り、その場で声を掛けています。
朝霞地区全体で、大勢の中学生が一斉に移動することになります。私もこの期間は移動中の中学生(四中生に限らず)をよく見かけます。大半はマナーよく整然と自転車を走らせていますが、一方で、地域の皆さんのご理解とご協力があって、こうした活動が成り立っていることも感じます。
10月1日(火)新人戦 1日目
本日試合が行われている各競技の会場巡りは、野球からスタートです。志木二中さんと合同チームを組んで臨んだ今大会、初回にいきなり3得点でベンチも盛り上がっていました。
栄コートの女子テニスも、「第1試合勝ちました!〇〇さんたちもです!」明るい報告が聞かれ、コート外からの応援の声もはつらつとしています。
ソフトボールは、陸上部からの「助っ人」も加わってこれから試合に臨むところです。ユニフォーム姿が様になっており、何の違和感もありません。
今日まわった各会場の共通点は、保護者の皆さんの声も明るく、元気に響いていた点です。私がバレーボールの会場に到着したのが、あと数点取れば勝利、というタイミングでした。部員の応援はもちろん、保護者の皆さんもメガホン片手に熱い声援を送っています(直後に見事勝ちました!)。
ちょうど団体戦の真っ最中だったのが女子卓球部です。監督が身振り手振りを交えながらコーチングしていましたが、結果はどうだったでしょうか…
9月30日(月)大会直前のチーム状態
明日が初戦のチームもあれば、あさってから始まる種目もあります。いずれにしても、新人戦を間近に控えた各チームがどんな雰囲気か、確かめに行ってみました。
「適度な緊張感」という表現がぴったりのようです。外の部も、体育館の部も、ピリピリしている訳でもなく、弛緩している訳でもなく、よい雰囲気で基礎練習や実践的な練習に取り組んでいます。明日からいよいよ、朝霞地区の新人戦が本格的に始まります。
9月27日(金)包みを開くと
ふれあい橋をみんなで渡り、食材を調達しにいくところからの調理実習です(買い物はおととい済ませていました)。6・7・8組の生徒たちが、この季節らしい「鮭のホイル焼き」を作っていました。私が見に行ったのがちょうど焼き上がる頃だったようで、アルミホイルを開くや否や、湯気とともにいかにもおいしそうな匂いが広がってきました。
鮭の水気をよく取ってから焼くことが、臭み防止のポイントなのだそうです。