令和6年度 2学期

11月21日(木)次代へのバトンタッチ

「光陰矢の如し」という諺(ことわざ)があります。月日の経つのが、まるで放たれた矢のようにとても速く感じられることを表しています。1年間、様々な活動で駆け抜けてきた第48代生徒会本部役員から、第49代への引き継ぎが行われました。
現本部役員への引き継ぎが、つい先日の出来事のように感じられますが、あれから約1年が経った訳です。現会長(今日は副会長が代行)から、新会長へと大きな鍵を受け渡す恒例のセレモニーも、ついこの間見たような気がするのは私だけでしょうか!?
新役員さんたちにも、ぜひ「自治」とはどうあるべきかの自問自答を繰り返しながら、活躍して欲しいと願っています。

11月20日(水)近未来の模擬体験

近隣の高校5校の先生方が、お忙しい合間を縫って来校してくださいました。
2年生を対象に、高校の授業を実際に行っていただいたり、高校の様子などについて説明いただいたりしました。いわゆる「出前授業」です。
各教室の黒板には、「情報の暗号化」や「仮定法とは」「自称詞と対象詞」など、いかにも高校の授業らしい用語が示されています。
2年生の大半は、進路についてまだ漠然としたイメージしか持っていないと思いますが、模擬的にでも体験することにより、「上級学校」に対するイメージがグッと湧いてきたことと思います。来校いただいた高校の先生方、ありがとうございました。

11月19日(火)封筒を手に

教育活動にかかる様々な費用が、軒並み上昇しています。今朝は、音楽の授業で使うリコーダーの販売がありました。業者さんに聞いてみたところ、「努力はしているものの、やはり価格は上げざるを得なかった」とのことです。登校してきた生徒が次々とお金の入った封筒を出し、引き換えに新品のリコーダーを受け取って校舎に入っていきました。せっかく買ったリコーダーを大切に、そして最大限有効に活用して欲しいものです。

11月18日(月)衣替え、銘々

風の冷たい朝です。登校してくる四中生たちも、少しずつ上着の着用率が高まってきました。それでもまだワイシャツ姿の方が多い印象です。荷物を増やしたくないためか、寒さに強いためか、毎年世間の流れよりも少し遅れて、冬の装いへと移り変わっていきます。
若干名は、まだ毎日半袖のワイシャツ姿です!

11月17日(日)ふれあい防災キャンプ 2日目

【7:00~】
体育館だけでなく、福祉避難スペースの武道場で泊まった方も、寒さに震えることなく睡眠がとれたそうです。体育館や武道場にエアコンが設置された効果は大きいようです。7時に明かりがつき、その10分後には皆で輪になってラジオ体操という健康的な朝の流れです。

【8:00~】
5年間保存できる備蓄用パンの試食を兼ねた朝食の後は、撤収作業です。このためだけに駆けつけてくれた学生さんたちの力も借りて、作業は一気に進みました。
来ないに越したことはありませんが、来たるべき災害時に備えた訓練は、順調に2日間のプログラムをこなしながら、無事に幕を閉じました。北二福進協の皆様、大変お疲れ様でした。

 

11月16日(土)ふれあい防災キャンプ 1日目

「もしも災害が起きたら…」を想定して、地域の皆さんが避難所を運営したり、災害を疑似的に体験したりしてみる、北二福進協主催のキャンプです。本校を会場として実施するのは、初めての試みです。

【9:00~】
朝早くから地域の皆さんが大勢集まり、まずは会場の設置作業に取り掛かり始めたところです。

【11:00~】
災害用トイレで使う水は、雨水タンクから確保します。文字どおりのバケツリレーで、大きなポリバケツに水を移していきます。そして(なるほど!)と膝を打ったのが、洗濯用ピンチハンガーの活用です。数の限られた紙コップなども、名前を書いてこうして吊るしておけば再利用が可能です。長年の経験から編み出された知恵なのでしょうか。腹ごしらえして、午後からの受付開始に備えます。

【13:00~】
瓦礫に挟まれた人を助ける訓練や、震度7の揺れがどの程度かを体感できる起震車の体験、実際に段ボールベッドやマンホールトイレに触れてみる体験など、多彩なメニューの防災プログラムが進んでいます。消防車もこれだけの台数が並ぶと、壮観です。

【17:00~】
「防災プログラム」としての閉会式を終え、ここから先は宿泊体験につながる流れとなります。早めの夕食を終え、紙芝居を観たり、歓談したりする、すこしゆったりとした時間です。
「この長い夜をどうやって過ごす?」参加している四中生に聞いてみました。「あ、勉強道具を持ってきました」…一瞬冗談かと思いましたが、どうやら事実のようです。

11月15日(金)〇〇移動

「これをこうやってこっちに動かせば・・・」と身振り手振りを交えて説明すれば、おおよそ相手には伝わります。しかし、それを言葉だけで説明するためには、基礎的な知識と、論理的な表現力が求められます。
1年生が、図形の移動について学習しているところです。今日取り組んでいるのは「平行移動」でした(他には、「回転移動」や「対称移動」があります)。
「平行移動したとき、点Aと点A′が『対応する点』になっています」のように説明すれば、誰に対しても正確に伝わります。こうした学習の積み重ねが、論理的な考え方や表現力を鍛えることにつながっていきます。

11月13日(水)探検隊の訪問

背伸びをして、ドアの窓から授業の様子をのぞいてはメモを取り、音楽室や理科室に入って、椅子に腰かけてみてはまたメモを取っています。新開小の2年生が、「まちたんけん」で四中を訪れました。小学校との違いや気づいたことを、熱心に取材しています。
魚屋さんや肉屋さんなど、町の中にあるお店や施設をグループごとに訪ね、学校に戻ってお互いに取材結果を報告し合うのだそうです。
さて、四中の様子はどのように伝えられるのでしょうか。

11月12日(火)面談での話題は

二者や三者による面談の期間が続いています。1年生や2年生は、学習のことや学校生活のことなど、その話題は多岐に及んでいるようです。3年生は、進路決定に向けた具体的な確認や相談が、内容の大半です。
3学年の廊下に設置された掲示板は進路情報で埋め尽くされ、進路コーナーも1学期までと比べると、密に情報が詰まっている印象です。いたずらに焦ったり、不安になったりする必要はありません。自分にとって必要な情報を把握し、スケジュールを立てて学習や手続きの準備を進めていけば、大丈夫です。

11月11日(月)自分が映える色を知って

機能性はもちろんのこと、デザインや色使いなども、衣服にとって重要な要素となります。家庭科の授業で、1年生がカラーコーディネートについて学習していました。
服の代わりに、数種類の色画用紙を体に当ててみて、「どっちの方が似合う?」とお互いに意見や感想を述べあっています。自分に似合う色、「パーソナルカラー」を知った上で、それを生かした衣服のコーディネートを考える、といった学習内容のようです。
生活を快適に、そして豊かにするための知識や技能も、授業を通じて身に付けていきます。

11月9日(土)見ごたえ、聴きごたえ十分の

9月に行われた県大会からおよそ1か月半の間に、作品はさらに磨き上げられていました。マーチングバンドの関東大会が、本日さいたまスーパーアリーナで開催されました。
各都県の大会で好成績を収めた強豪が集まる中で、第四中はしっかりと存在感を示していました。いつものとおり、会場内では撮影できず、様子を紹介できないのが残念ですが、披露した演奏演技は前回よりもさらにクールで、躍動感のある見ごたえ聴きごたえ十分の作品でした。

夜になって、マーチングバンド協会のHP上で結果が発表されました。
第四中学校は・・・見事金賞で、12月に行われる全国大会への出場が決定です!!おめでとうございます!

11月8日(金)頭を使って

踏み切り板で力強く跳ね、跳び箱上部に頭のてっぺんをつけながら前回りする技を、「頭跳ね跳び」というそうです。
3年生がこの跳び方を練習していました。自分の技能段階に応じた練習ができるよう、レーンによって設定が少しずつ変えられています。跳んでいる様子を撮った動画を分析したり、お互いに助言しあったりしながら、少しずつ技能が高まっていることが見ていても分かります。何でもそうですが、上達を実感できると楽しいものです。

11月7日(木)3回シリーズの最終回

3年生は3回目、中学校では最終の受講となる、「性の講演会」です。今年度も、助産師の櫻井裕子さんに講師をお願いしました。
学年別に実施しており、段階を追って知識や考え方が身に付くような内容になっています。ユーモアを交えながら核心に迫っていく櫻井さんの講演は、開始直後から自然に引き込まれていく絶妙な流れになっています。年に1回ではありますが、生徒たちがこれから幸せに生きていく上で必要な、知識や考え方を身に付けるための大切な時間です。

11月6日(水)かわいい秋の風物詩

砂場に向かって勢いよく走り、踏切手前では「トーン、トトン」といったリズムを刻むと、うまく跳べるようです。走り幅跳びが何本も続く中、かわいいお客さんたちがやってきました。毎年恒例の、しらかば幼稚園に通うちびっ子たちによるドングリ拾いです。『何個拾うのかな?』「5こ拾う」「11こ拾う!」「100こ拾う~」
中学生たちも、手をつないでマテバシイの木に向かう園児たちの方に目を向け、ニコニコと手を振っていました(「向こうに入りたい」とつぶやく中学生もいました)。ほほ笑ましい交流のひとときです。

11月5日(火)3日間の公開

「彩の国教育週間」(11/1~7)に伴い、今日からの3日間を学校公開期間としています。体育祭などの学校行事だけでなく、教室での日常の様子もぜひご覧いただきたいと思います。
生徒用の昇降口を入ったところに受付場所を設けており、PTAの皆さんに交代で受付を担っていただいています。1年生や3年生は1クラスあたりの人数が多く、教室後方のスペースは「ゆったり」とは言えませんが、早速朝から教室内で参観いただいている保護者の方の姿をお見掛けしました。私が見る限り、今日も「よそ行き」ではなく、普段どおりの雰囲気で授業が進んでいます。

11月1日(金)第41回体育祭

今年度の体育祭もまた、開会から閉会までの間に沢山の一生懸命な姿と笑顔が見られました。
速さや力強さ、技術の高さを競い合う様々な種目に対して、出場したすべての選手が真剣に臨んでいたことが、何よりもよかったです。勝ったことに対してだけでなく、力を出し切った後に湧いてくる笑顔も、ごく自然で清々しいものでした。

平日の開催にも関わらず、600名を超える保護者や地域の皆様に参観いただきました。
大勢の方に見られることは、緊張につながることもあるでしょうが、それ以上に励みになるはずです。

好天の下、大きな行事を無事に終えることができました。ありがとうございました。

10月31日(木)メディアで紹介「草バスターズ2」

先週の金曜日に実施した、PTA+草バスターズ2+生徒による除草作業について、本日31日付け埼玉新聞に紹介されました。
今回の作業は四中生たちの参加も多く、記事のとおり和気あいあいとした雰囲気の中、肝心の除草作業も随分とはかどりました。
四中の教育活動が、保護者や地域の皆さんに支えていただいていることを肌で感じることができ、元気が湧いてくるような1時間の作業でした。協力いただいた皆さんに、改めて感謝申し上げます。

(写真の掲載については、埼玉新聞社さんの許可をいただいています)

10月30日(水)授業は授業で

大きな行事の直前とはいえ、授業は授業でしっかり進めていかなければなりません。
写真はいずれも1年生の授業中、給食を食べた後の5時間目の様子です。いずれもよく取り組んでいました。
あるクラスの1コマです。(グラフを見ながら)『増加の逆ってことだから、どういうことかな?』「増加の逆…ん-、激減!?」
数学的に妥当な表現なのかは不明ですが、グラフの傾き具合からその語句が出てきたのだとしたら、なかなか言い得て妙です。

10月29日(火)円滑に進めるために

用具を運んで定位置にセットしたり、放送を流すタイミングを図ったり、といった動きは、ぶっつけ本番ではなかなかスムーズにいかないものです。プログラムに沿って、円滑に進行するためにも、予行は欠かせません。
選手としても、進行を支える裏方としても、生徒たちは至るところで動き回っており、活気のあるグラウンドです。
閉会式の流れまでを確認したところで、ポツポツと雨が降り始めました。今日もまた、天気を味方につけているようです。

10月28日(月)曇天の午後に

天気予報によると、今週は雨がちのとのことです。外で実施できるか危ぶまれた本日午後の練習でしたが、朝のうちに雨は上がり、計画どおりに進めることができました。
たとえ練習でも、綱引きで勝てば歓声が起こり、玉入れでも、相手より多く入っていたチームからは大きな拍手が鳴り渡ります。当日もこの雰囲気にどっぷり浸かり、競技の一つ一つを楽しんで欲しいものです。