校長室より 3学期

 

第四中学校での出来事などを更新していきます。

学校での活動の様子を伝えていきたいと思います。

令和六年度 1学期 2学期 3学期
令和五年度 1学期 2学期 3学期

令和6年度 3学期

3月12日(水)若き俳人たち

「『アジフライ』はどう?」何の話かといえば、俳句の季語を何にするか、あれこれ頭をひねっている生徒同士の会話のようです。春夏秋冬の中からひとつ選び、その季節の季語を盛り込んだ俳句を詠んでいるところです。
それを太いペンで短冊にしたため、イラストも描き添えて作品の完成です。「オレ、金色で書いたよ!」「(キンモクセイの花を描いたつもりが)虫みたいになっちゃった」など、あちこちから聞こえてくるつぶやきは「可笑し」く、それぞれの作品は「いとおかし(とても趣がある)」です。

3月11日(火)鮮やかさに目を奪われ

正門から校内に入った瞬間、色彩が凝縮されたプランターに目を奪われます。
先週の金曜日、1学年のPTAサポートチームの皆さんに、花の植え替えを行っていただきました。今日はあいにくの曇天ですが、色鮮やかな花に一足早い春の訪れを感じます。
作業を行っていただいた日、私は校外に出ていたためご挨拶できませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。花のある環境、癒されます。

3月10日(月)「箱ひげ」を用いて

「桜の名所近くのコンビニ店長」という設定からして、リアリティがあります。
飲料や菓子類の過去5年間の販売実績データを分析して、店長として今年の花見シーズンに向けた仕入れの戦略を練る、という面白そうな課題について考えていたのは2年生です。分析には、「箱ひげ図」を使うことになっています。私たちが子供の頃に学習することはなかったので、名称を聞くとちょっと笑ってしまいそうですが、データのばらつきを視覚的に捉えやすく表した、真面目なグラフの一種です。

3月7日(金)濃密な半日

給食のない3年生は、3時間で下校となります。本日の予定は、その3時間にギュッと色々盛り込まれています。卒業を前に、校舎内を念入りに掃除したり、整備したりしようと動いてくれたのが約40分間。たおやかに・・・というよりにぎやかに盛り上がっている百人一首大会が、次の50分間です。さらにこの後は外へ移動し、60分間のスポーツ大会が開催される予定となっています。分刻みの濃密な半日、日程は詰まっていますが、とても穏やかな表情で楽しんでいる3年生の姿が見られます。

3月6日(木)「結果は、〇〇でした」

担任とハイタッチしている姿が、なんとも微笑ましく映ります。県公立高校の結果が発表されました。まずは自宅にてweb上で確認し、「合格」であればそこから出発して高校へ出向き、書類を受け取ったら四中へ登校して報告する、といった流れです。
距離がまちまちなので、登校するタイミングもかなり時間差があるようです。「おめでとーっ!」仲間同士で声をかけ合う姿も微笑ましいものです。中には教員とガッチリ握手したあと、熱い抱擁を交わす姿まで見られました。なかなか濃い一場面でした。

3月5日(水)瞬く間の2時間

予想していたとおり、登校してきた3年生の多くが昇降口に入った瞬間「おっ!」と反応し、壁の掲示物に吸い寄せられていました。膨大な量の写真を見て顔をほころばせながら、そのままの流れで三送会のオープニングへとつながっていく仕掛けのようです。
今年もまた、2年生や1年生が趣向を凝らした出し物や装飾で、会を大いに盛り上げてくれました。歌ったり踊ったりする場面でも、物怖じする様子が見られないのは最近の傾向のようです。会場全体に、数多くの笑顔があふれた2時間でした。
3年生たちが、四中での思い出の一つとして、今日の三送会も心に刻んでくれたら嬉しいことです。

3月4日(火)準備とリハーサル

このあと降雪の予報が出ているぐらいなので、空気は冷え切っています。そのような中、体育館ステージでは明日の三送会本番に向けて、熱気のこもったリハーサルが続いています。私も断続的にその様子を見に行くのですが、その度に館内や昇降口の廊下などの装飾が豪華さを増していくのです。明日、登校してきた三年生はハッとして喜んでくれるに違いありません。
明日のお楽しみなので、全貌が分かる写真は載せないでおきます。

3月3日(月)練習の第一歩

「在校生、起立!」反射的に立ち上がったのは、クラスの中で2人ぐらいだったでしょうか。通りかかった3年生のある教室で、たまたま見かけた光景です。これから始まる卒業式の練習に先んじて、基本的な流れや動きを確認しているところでした。
「起立」の前に付く言葉には、「一同」「卒業生」「在校生」など、いくつかのパターンがあるため、ボーッとしているとポツンと1人だけ立ち上がり、(しまった!)となりかねません。
これから少しずつ練習を重ねていくうちに、「卒業生」という自覚や意識が高まっていくことでしょう。

2月28日(金)夢中で卓球

前回の授業で、技術面の課題を各自が見つけているそうです。「ドライブ回転をかける打ち方」「サーブの精度」など、人によって課題はまちまちです。
今日の授業では、課題ごとに卓球台を分けて重点的に練習し、ゲームで実践してから再び重点練習・・・というローテーションを繰り返していました。テンポよくゲームを進め、重点練習でもキビキビと動いており、時おり「たのしーっ!」といった声も聞こえてきます。
「夢中になれましたか?」授業の最後に問われると、ほぼ全員が手を上げていました。

2月27日(木)オリジナル・ガイドブック

教室の中は今日も集中タイムが続いているので、なるべく足音を立てないよう気を付けつつ、私は2学年の廊下に貼られた掲示物に目を通していました。
出発前だけでなく、校外学習の実施後にも内容を書き加えて作成を進めてきた、上野・浅草のガイドブックがついに完成です。グループごとに体裁も視点もそれぞれで、「日本人だけでなく外国人もたくさんいた。アジアの人が多かった」など、実際に行ったことで分かった情報も色々盛り込まれた、オリジナル感あふれるガイドブックです。