2024年10月の記事一覧
10月17日(木)朝霞地区駅伝大会
朝早くに出発した四中チームは、選手も応援メンバーも会場で自分の役割をしっかり果たしていました。
競技場の関係で、今年度はたすきをつなぐ一般的な駅伝ではなく、「区間」ごとのトラックレースを繰り返し、合計タイムで競うという変則的な形式での実施です。
トラックをグルグルと、3000m、または2000m分走るこの形式は、私も初めて見ました。1周まわるごとにチームの前を通過することになるので、その度に仲間からの力強い応援の声がかけられていました。限られた練習時間の中で、よく頑張りました!
10月16日(水)直接見ることで
行き先によって少しずつ時間をずらして、2年生が次々と出発していきました。
1学期から準備を進めてきた、上級学校訪問です。依頼を受け入れていただいた朝霞地区内公立・私立の各高等学校に、グループで訪問させていただきます。学校の様子を肌で感じられるだけでなく、この先の進路決定に向けた意識も高まっていくはずです。
にこやかに出発した2年生たちでしたが、緊張しながら訪問することになるのでしょう。これもまた、大事な経験です。
10月15日(火)コツコツと、集めたパックが…
4時間目が終わると、手を洗う生徒や給食用のワゴンを運ぶ生徒などが、一斉に動きはじめます。その中を縫うようにして、担当の生徒がネットに入った牛乳パックを運んできます。前回の給食後(今日でいえば、先週の金曜日)に集めた紙パックを洗い、洗浄して乾かしたものです。これを業者さんが回収し、トイレットペーパーへとリサイクルされます。
スーパーなどでも回収ボックスを見かけることがありますが、牛乳パックに使われるパルプはとても良質なもので、リサイクルの原料として優れているだけでなく、森林の保全にもつながっているそうです。
10月11日(金)魚から離れないためにも
日本人の「魚離れ」が進んでいるそうです。その要因は「骨が多い」「調理が面倒」「生臭い」などだそうで、寿司だけは「別扱い」のようです。
魚料理の「問題を解決する」という課題意識を持って、2年生が調理実習に臨んでいました。扱う食材は鰯(いわし)です。「ひらけた!」「背骨どこ?」などと言いながら、どの班もきれいに手開きしていました。ここから班別の計画に沿って、ムニエルやかば焼き、パスタ、ハンバーグなどに調理していくそうです。あちこちからおいしそうないい匂いが立ち上ってきました。
10月10日(木)生命の神秘に触れる
「うわーっ!」「グロい~!」「もーいい!もーいい!」といった反応は、想定の範囲内です。とはいえ、比較的落ち着いた中で、目の前に置かれた「眼球」との対峙がはじまりました(ブタから取り出された本物です)。
余分な肉を外し、球体を半分に切り開くと、中からガラス体や水晶体(レンズ)が現れます。印刷物の上に水晶体を置いたときに「ホントに文字が大きく見える!」といった経験は、図版や画像で学んだ知識とは比較にならないほど、強く印象に残るはずです。
「百聞は一見に如かず」あるいは「体験に勝る学びなし」といった言葉どおりの、「動物の体のつくりと働き」についての学習場面でした。
10月9日(水)はじまり数分前
あと数分で昼休みが終わり、5時間目の授業が始まります。写真は左から順に、1・2・3年生の廊下の様子です。
昨日からの雨により、グラウンドや中庭には水たまりができています。昼休みになるといつも外に飛び出していくメンバーも、今日は屋内で静かに過ごしていたでしょうか。
溢れるエネルギーを有効活用する場は、「もちろん授業の中です!」と即座に答えてもらいたいものです(ささやかな願望です)。
10月8日(火)まずは確認から
種目そのものは、お馴染み過ぎるほど誰もが知っている「綱引き」と「玉入れ」です。
とはいえ、選手の人数や、綱を引く向きを入れ替える時の動き、「ディスタンス玉入れ」(四中オリジナルです)のルールなど、事前に確認しておくべきことが細々とあります。
「今度、1、2年生と合同で練習しますからね~」と聞いて、サッと何人かの顔が上がりました。動きが分からず、まごまごした3年生の姿を見せてはいけない!という意識がそうさせたようです。
10月7日(月)朝の訴え
最近、8時を過ぎると外がにぎやかになってきます。生徒会本部役員選挙が近づいているためです。襷(たすき)をかけた立候補者とその応援者が横に並び、登校してきた生徒に次々と呼び掛けています。
耳を傾けてみると、どの陣営も「〇〇をお願いしまーす!」「おはようございまーす」「△△に一票をお願いします!」といったセリフが繰り返されています。
「せっかくだから、『私は、本部役員として〇〇に取り組みます』といった具体的な内容を伝えてみてはどうかな?」と声を掛けてみたのですが、ややキョトンとした表情をしていました。各候補者が、自分なりの志や決意を訴えるような選挙活動になるといいなと思っています。
10月4日(金)悠久の時を紐解く
『現代の人はどうやって音楽を聴きますか?』「YouTube!」「サブスク」「ライブ」「カラオケ」
『では、中世から近代の人たちは?』「・・・・」「レコード?」『その当時、まだありません!』
こんなやりとりから、昔の人と現代人の、音楽との関わり方の変遷について考えていました。音楽に「形式」が生まれた草創期から、アニメやゲームのテーマ音楽として使われる現代までの長い歴史を紐解く、壮大で興味深い内容の授業です。
10月3日(木)気持ちを滲ませながら
この3日間は、大会に伴う特別日課で給食もありません。午前中の授業終了を告げるチャイムと同時に、廊下がにぎやかになってきました。全校生徒の下校が始まったためです。
朝降っていた雨が上がっているため、コツコツと杖のように傘を突いたり、U字型の柄で前を歩く友達をツンツンと突いたりしながら、多くの生徒がにこやかに下校していきます。早く帰れるのが嬉しい、という気持ちが分かりやすく滲み出ているようです。