令和6年度 1学期

染色家は、見事なピンク色の着物を「桜で染めた」と説明したそうです。それを聞いた筆者は、桜の「花びら」を煮詰めて色を抽出したと考えたのですが、実は桜の「木の皮」、しかも花が咲く直前の山桜の皮で染めると、「得もいわれぬ」色が取り出せるのだそうです。
この文章を読んで要約する、という作業に取り組んでいるのは2年生ですが、この話、私も40年ほど前に、国語の教科書で読んだ記憶があります。優れた文章は、時を経ても教材としての高い価値を有するものです。私と同じように、いま読んだこの「言葉の力」という文章を、40年経っても覚えている生徒がいるかもしれません。

  

サッカーの大会と並行して、今日の陸上のために機材準備を進めている陸上関係の方々を、昨日の夕方に見かけました。他の競技会場も同じで、事前の準備や当日の運営、審判など、多くの方に支えられて大会が成り立っています。選手の皆さんには、そうしたことへの感謝の気持ちも持って、大会に臨んで欲しいものです。
緻密なプログラムに沿って、トラック種目や高跳びなどが次々と進められている広い競技場のあちこちに、四中生の姿が見えます。それぞれ、自己ベストが出せることを祈っています!

  

隣り合った会場で試合を行ったサッカー部も野球部も、他の中学校と組んで、合同チームとして対外試合を行ってきました(野球部は、4月からは単独チームに戻りましたが)。
それぞれ、チームとしての力を高めるのに、相当な苦労を重ねてきたことが容易に想像されます。
一足先に試合が始まったサッカー部も、そのあと試合開始となった野球部も、どちらも苦しい展開の試合でした。しかし、最後まで手を抜くことなく、個々の持つ力を精一杯発揮していることが十分に伝わってきました。
勝ち負けとは別に、いい場面を見せてもらったと感じます。

  

バスケットボールは男女が同じ会場で、試合時間もほぼ一緒だったため、同時に応援することができました。
…ところが、こっちを観ているとあっちが気になり、あっちに目を向けるとこっちが気になり…と、つい気持ちが落ち着かなくなってしまうものだと分かりました。
男子の卓球はちょうど2年生がダブルスの試合中で、1ポイント入る度に仲間から力のこもった声援が飛んでいます。
そして柔道はいつにも増して、武道場内に凄まじい熱気がこもっています。1面で進んでいくため、全員の注目を浴びながら対戦することになるのです。これはなかなかの緊張感でしょう。

  

雨のため、屋外の競技は残念ながら全て延期となりました。(画像は一部加工してあります)

朝、早い時間に集合して、それぞれの会場に向けて出発していきました。
私はソフトボール、男女ソフトテニス、女子卓球、バレーボールの会場を順に見てまわりました。他にも、陸上の投擲(とうてき)種目が行われていたのですが、残念ながら駆け足でまわっても、そこまでが限界でした。
汗だくになりながら、真剣な表情でプレーに励む選手の姿に、こちらもつい力が入ります。各会場をまわりながら、四中のチームについて1つ気付いたことがあります。気持ちのこもった力強い応援の声を響かせるチームが、以前より増えたように感じます。

  

  

本日、第四中学校への引き渡しが完了しました。長らく工事が行われていた、屋外の多目的トイレです。竣工(完成)したのは少し前になりますが、今日が正式な手続きの日となりました。車椅子の方でも使え、ベビーチェアやおむつの交換台も備わった、しっかりした造りのトイレです。
夜間の防犯対策も考えなければならないので、常時開放という訳にはいきませんが、使用の仕方を決めて、長く大切に使わせていただきます。

  

3日間、全ての行程を終え、修学旅行生専用の新幹線は東京駅に向けて発車しました。
乗車前は「まだまだ元気です」「(京都駅までの)バスの中で少し寝たんで、結構すっきりしてます」という声も聞かれましたが、見ると目を閉じている生徒が少なくありません。
この時期の実施で、3日間とも雨に降られることのほぼなかった修学旅行というのは、私もあまり経験したことがありません。訪れた場所だけでなく、ホテル内で過ごした時間も含めて、内容盛りだくさんの2泊3日だったはずです。楽しさと、学びの多い旅になったでしょうか。
夕方には、懐かしい(?)四中に到着の予定です。

2泊お世話になった宿を後にし、3日目の今日はクラス単位での行動です。
私は1組と行動を共にしています。北野天満宮で、「菅原道真公は感謝の心をとても大事にされていた方です。皆さん、家に着いたらおうちの方にぜひ『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えてください。」といったお話がありました。さて、ちゃんと実践されるでしょうか。
バスは嵐山に到着しました。2組とも合流して、しばしの散策タイムです。3組や4組も予定どおり、平等院鳳凰堂や絵付け体験の行程を進めているそうです。

  

ここまでの間に、実行委員さんたちが何度も呼び掛けてきました。「メリハリをつけよう」と。
3学年の課題であるようです。実行委員さんたちは、レクの時間を企画運営しつつも、「楽しんでもらいたい」、「でも、メリハリをつけて切り替えることも大事」という葛藤を抱えながら、ダンスタイムやクイズ大会を進めていたようです。
一朝一夕で劇的に変わるというものではない、難しい課題です。学びのための旅行なので、こうした課題が浮き彫りになるのも大切なこと、と私は思います。

  

降車を終えて発車するタクシーに向かって、全員で大きく手を振って見送る班もありました。「運転手さん、めっちゃいい人でした!」「楽しかったです」「満足です」「(お土産が沢山詰まった袋を掲げて)いっぱい買いました!!」
1日の行動を終えてタクシーを降りる生徒たちは、いい表情をしています。今日も気温が高く、歩き回って疲れているのでしょうが、満足感の方が上回っているようです。
午後4時過ぎに、全員が無事帰着しました。

  

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